家ランチ 〜スナップエンドウとアーティチョークのペペロンチーノ〜
今日は午後からリモート。帰り際にランチしていってもよかったが、今日の夕食の食材を買うなかで、アーティチョークの小さなつぼみを、ペペロンチーノで食べよう、という気持ちになった。
この間いただいたアーティチョークの小さなつぼみには、どの程度可食部がついているのか、少し試してみたくなったからだ。
ランチをつくる
日本のコンロは、せいぜい3口までが限界。海外のあの4口のガスコンロが欲しい。ただ、今回つかうアーティチョークは小さいのを4つ。水、レモン汁、塩で18分くらいであげてしまおう、と思っていた。もう少し短くても良いくらいかもしれない。とげの部分を切って、ゆで始める。
どうせ家で食べるので、ということでスナップエンドウの筋をとって洗い、小さな鍋で2分半ゆで、とる。そのまま、一人分のスパゲッティーニをゆで始める。この後、アーティチョークがゆであがり、とる。その鍋を外して、フライパンにスイッチ。
青森産にんにくをひとかけ刻み、新潟県妙高市の乾燥とうがらしを輪切りにし、にんにくを極弱火で炒め始め、香りがたってきたら、とうがらしを加え、じっくりと炒めていく。ゆで汁をふたすくい入れて、乳化させていく。ある程度できたら、たまり醤油を極小さじ一杯と、根昆布だしの汁を少々。
ゆであがったスパゲッティーニを絡めていき、水分をやや飛ばしつつ、スナップエンドウを入れ、さらに水分を飛ばす。それをしながら、アーティチョークの可食部を切っていき、できたら盛り付けて、散らす。
やっぱり春はほろにが系の味わいですよね。ややパスタを長めにゆでたために、柔らかくなってしまったけれども、許容範囲。スナップエンドウの硬さがちょうどいい。カリっとするくらいの歯ごたえがあるほうがいい。ワインは一杯だけ、このあいだの城戸ワイナリー、ヴェルデレー2016。
ランチ後のコーヒー
埼玉県は大宮のロースタリー、大宮コーヒーロースタリーで購入した「東ティモール コカマウ フェアトレード」。冷たい雨の日に買いに行ったことを思い出す。昔、市営団地だったところの一階を改装して、おいしいパスタランチを出しているロースタリー。ケーキもおいしい。
埼玉県も、昔に比べて、パティスリーやロースタリーが増えた。首都圏近郊がベッドタウンから徐々に農業地化が起こっているように思われる。小川町など有機野菜の里となり、さいたま市もヨーロッパ野菜研究会など、特徴ある農家が増えた。私も、農薬を使わないHIRATA農園さんから、直接野菜を購入している。
洗い物をしながら、お湯をわかし、グラインダーで中挽きにして、むらし、淹れていく。本当は、焙煎もやってみたいが、そこまでの時間はとれない。やや古くなっているため、香りは弱まっているが、それでも蒸らした直後のふくらみの香りはかぐわしい。
東ティモールのコカマウは、酸味があまり得意でない人にいいと思う。インドネシアのものなので、比較的深めに煎って、苦みを中心の感覚として、そのまわりに甘みや苦みをまとわせたい。
贅沢な時間。
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