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kaoricoco
不登校支援 ~内から湧き出る思いを、大切にしたい~
通級指導教室へ通う子供の中に、中々クラスへ登校できない子がいます。その子が、最近学校に登校できるようになってきました。先日は、叔母と一緒に登校し、その後は通級指導教室で過ごしました。
「どうして、最近学校によく来れるようになったのかな?」
私の素朴な疑問をぶつけてみました。
「お母さんが、喜んでくれるから。笑顔になってほしいから。」
…だそうです。私は、母親への愛情を感じ、「お母さんのためにも、できるだけ学校に来れる日が増えるといいね」と伝えました。
しかし、よく考えてみると、違和感が残ります。なぜなら、学校に来る目的が母親のためになっているからです。まずは、私的成功である自分自身が満足し、成功体験を積んでいかなければ、他人の喜びや願いを叶えることはできないからです。
誤解を恐れずに言えば、自分よりも相手を優先すると、必ず破綻します。
母親への愛情や、喜ばせたい思いは尊重しつつ、あなたはどうしたい?を
繰り返し問い続けていきたいと思います。
一方で、自ら「ヤバい!」と思い、自ら学習へ向かおうとする子もいました。情緒特別支援学級在籍ですが、体調の関係で昼前にしか登校できず、学習が十分に進んでいません。その状況に自ら危機感を募らせ、静かに学習できる通級指導教室で学習する選択を取りました。
自ら学習しようと動くことは、価値に値します。内から湧き出る思いを、大切にしたいと、今日の1日を振り返って感じた所でした。
みなさんの参考になれば幸いです。
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。