通級指導教室3学期1回目の授業は「ふくわらい」!
3学期に向けて、通級指導教室で行う自立活動を考えています。
自立活動の最大のメリットは
「カリキュラムがない」ことです。
特別の教育課程なので、
個に応じたカリキュラム編成が可能だからです。
実は表裏一体で、
最大のデメリットでもあるのです。
だって「カリキュラムがない」んですからー
自分でカリキュラムを編成しなければならない。
これってとても大変なことなのです。
カリキュラムがあれば、
それに沿ってすればいいので、楽です。
ゼロから生み出す大変さは、
教師によってはデメリットと感じる所以です。
私は、カリキュラムがないをメリットと捉え、
せっかくなら楽しい授業をやりたいと思っています。
1月といえば、お正月…!
お正月と言えば、ふくわらい!
と、いうことで、
通級指導教室の第1回目の授業は
ふくわらい
をしようと思います。
以下のサイトの教材を使用します。
小集団指導で、
できるだけ異学年でグループ編成して、
楽しませたいと思います。
内容は、以下の通りです。
「心理的安定」
(2)状況の理解と変化への対応に関すること
・変化する状況を理解して、適切に対応する
「人間関係の形成」
(4)集団への参加の基礎に関すること
・集団の雰囲気に合わせたり、集団に参加するための手順やきまりを理解し
たりして、遊びや集団活動に積極的に参加できるようにする
「コミュニケーション」
(5)状況に応じたコミュニケーションに関すること
・場や相手に応じて、コミュニケーションを円滑に行うことができるように
する
なぜ、ふくわらいをするのか?
この目的がなければ、
ただの遊びで終わってしまいます。
ふくわらいの起源とは、
いったい何なのでしょうか?
つまり、みんなで笑って
福を呼ぶことが目的なのです。
「はじめの通級指導教室が、笑顔いっぱいになるように、みんなで協力しようね」
と伝え、みんなで協力し合ったり、
声をかけ合ったり、笑いあったりすることを求めます。
活動は、始めにルールや手順を提示し、
いつでも見返せるようにしておきます。
私は、その後はほとんど口を出さずに行こうと思います。
終始、笑顔で見守る姿勢を取る予定です。
活動後は振り返りをします。
・最後まで笑顔で活動できましたか?
・協力して、取り組むことができましたか?
・お互いに声をかけ合うことができましたか?
全部できたら、手作りのお守りを渡して終了です。
(早く、フェルトで26人分のお守りを作らねば💦)
お守りには、
3学期の目標やなりたい姿を短文で書かせ、
入れさせます。
「このお守りの願い事が叶うように、クラスのみんなや担任の先生と協力して頑張るんだよ」
と伝えて終わりにしたいと考えています。
私はこのような授業が好きで、
よく行事とリンクした通級指導を行います。
それだけで特別感が出て、
通級指導がますます好きになってくれるからです。
返報性の原理をねらって
プレゼントも定期的に渡しています。
「もらったからには、クラスで頑張れよ…!」
という裏のねらいも込められています(笑)
何より、いっしょに授業をする
私が楽しいのでWinWinです!
この授業を楽しみに、
3学期の準備をがんばりたいと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。