研修会の講師は、「教師へ授業する」イメージでやってみると?
明日、同地区小中学校4校が一堂に介し
合同研修会を行います。
私が、45分講師として時間をいただき
「特別支援教育の専門性と小中連携の大切さ」
というテーマで話をします。
これまで
研修会に向けて構成やスライド準備を
行ってきました。
特に、スライドは見返してもすぐに理解できるよう
視覚化・構造化を意識して作りました。
内容がバラバラにならないように、
一貫性を持たせるようスライドごとの
台本の調整も細かく行いました。
スライドと台本ができれば
①スライドを写す
②台本を読む
で研修会は進んでいきます。
45分で終わるように作ってしまえば、楽勝なのです。
しかし、私は本番は、あえて台本を手元にはありますが、
丸読みしないようにしようと思っています。
なぜかというと
先日、45分の時間をいただき勤務校の先生方へ
「特別支援教育を推進していくために」
というテーマで講師を
させていただいたときのことです。
午前中は、ずっと職員会議や話し合いが続き、
私の講話は昼一発目でした。
「これは、眠いやろ…」
それを見越して、
台本をタラタラと読み続ける研修を止めて
定期的に近くの人と話し合いタイムを取ったり
数名に当てて発表してもらったり
クイズ形式で穴埋め問題に取り組んでもらったり…
先生方の顔を見ながら進めるスタイルでやってみました。
そうなると
正直台本を見る暇がない💦
今、どこを読んでいるのか
手元の資料から探すのが無理なので
スクリーンに提示しているスライドを確認しながら
話を進めざるを得ません。
その分、先生方の顔をよく見ることができました。
うたた寝している方
あくびをしている方
必死に寝ようとするのをこらえる方…
顔を上げて確認するだけで、気づくものですね!
そんな時は、すぐに相談タイムに入ったり
クイズを取り入れたりして話を中断しました。
先日の研修会を終えて
「台本を見ずに、聴講者の顔を見ながらするっていいな!理解できているか、興味を持ってもらえているかが分かるし、反応がいまいちだったら活動を取り入れるとか、視点を変えて違った角度から話してみる等の変更ができる。」
また、こんなことも考えました。
研修会って、教師へする授業なのではないか?ー
今回は、朝一発目で他校の先生方が多く来られるので
そんなに眠気が襲うようなことはないと思います。
だからといって、台本の丸読みでの研修会をせず
聴いてくださっている先生方の反応を見ながら
授業を意識してやってみようと思います。
対話的で深い学び・主体的な学びを目指す!
アクティブ・ラーニングを意識する!
教師として長年やってきた授業ーを講話でも活かせるはずです。
・導入で課題やゴールをイメージさせる
・発問を時折混ぜ、しっかりと相手に考えさせる
私は教師です。授業をするのが仕事。
ならば、特別支援教育という教材を
先生方へ授業するのです。
とにかく、やってみます。
「頼まれごとは、試されごと」
Masa先生に研修会の講師を
やってもらってよかったと言われるように。
研修会で1つでも多くの学びを得られるように。
おみやげとして学びを持ち帰り、
今後の子ども達の指導や支援で生かせるように。
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。