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同床異夢 〜日めくりカレンダーから学ぶ四字熟語〜
同床異夢
ご存知ですか?
我が家の日めくりカレンダーには、四字熟語が載っています。
今日掲載されていたのが「同床異夢」です。
同床異夢(どうしょういむ)
一緒に寝ていても、それぞれ違った夢を見る意から、一緒にいても、また、立場や仕事が同じであっても、考え方や目的が異なることのたとえ。
「同床各夢」
令和6年2月25日
恥ずかしながら、意味どころか聞いたこともない四字熟語だったのですが、意味を読んでとても腑に落ちる言葉でした。
「一緒にいても」どころか、同じお腹から生まれても、考え方や好きなものはまるっきり違う、我が家の2人の息子。
「一緒にいても」、育児という共通の意識があっても、まずは子供の健康を優先したい考えの私と、子供に不自由な思いをして欲しくない思いから勉強を優先したい夫。
家族でもこんなに違うのだから、友人や職場の同僚や上司や親戚だったら、もっと違って当たり前ですよね。
直属の上司や同僚が、自分の思いや考え方をわかってくれていると思っていたら、案外わかってくれていなかったことは、数えたらキリがありません。逆に、一つの課題に対して自分とは違う方法を示してくれて、それが解決の糸口になったこともあります。
「普通は」「常識的には」というのも、人によってそもそもの基準が違うから、捉え方が変わるのも当然ですよね。
私の場合、つい自分の中だけの物差しで決めつけてしまう癖があるので、今日の「同床異夢」という言葉が刺さります。
人はそれぞれ違うことを念頭に置けば、いろんな考えや意見への理解が深まるのではと、今さらながら感じます。
頭ではわかっていたことですが、改めて文字にされたものを読んで考えてみると、なかなか深いと感じました。
4文字の漢字にこれだけの意味が詰め込まれている四字熟語。
今までなんとなく眺めていただけですが、心に留まる言葉があったら、これからはこんなふうに記録して、学びを深めて行けたらと思います。
勉強になりました。