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新年早々、矢を放つ。旅先で半弓体験。

新年はつぶやき中心と言いながら、何だかんだで記事投稿している ゆにです。この記事も、助手席でコツコツ書いています。

大晦日から1月2日にかけて、岐阜県高山市へ旅に出てました。結婚してから今まで、お正月を自宅以外の場所で過ごしたことがありません。だから、とても新鮮な年末年始を過ごせました。

特に新鮮だったのが、半弓(はんきゅう)の体験。
弓道やアーチェリー経験者でもない私にとって、矢を射るなんて初めてです。お店の前を通った瞬間に、私と二男は「やりたい!」と言いました。ワクワクしながら並んで、いよいよスタート。

半弓とは、弓道の弓より短い弓で的を狙うスポーツです。また、弓道は立って弓を引きますが、私が体験した半弓は、座って弓を引きます。的までの距離は約7mで、弓道の約4分の1だそう。

ちなみに、身長が140cmを超えないと弓を射れません。我が家でいちばん小さい二男は、140cmを超えていたので無事体験できました。

半弓で使う弓。
身長によって長さを変えてくれます。
矢は身長に関係なく、同じものを使いました。

最初に、店員さんがやり方を親切に教えてくれます。初めての人でも安心。

まず、右利きなら右向きに、左利きなら左向きに座ります。顔だけ正面を向きます。

次に、弓の取手の持ち方です。ただ適当に持つのではなく、手首を内側に曲げて持ちます。利き手で弦を引くので、持つのは利き手と反対の手。持ち手の腕と矢の間に隙間を作るのがポイントだそうです。だから手首を曲げることで、隙間が生まれます。

取手の握り方は、矢を固定するまでは握りながらピースします。ピースした指で矢を挟み、弓の弦に利き手で矢を引っ掛けたら固定完了。ピースした持ち手の2本の指を矢の下に持っていき、弓の取手を握ります。握った手の親指を伸ばして、矢の下を支えたら、矢を射る準備は整いました。

矢を射るには、利き手をげんこつにします。親指と人差し指で矢の羽の後ろを挟みながら、弓の弦を後ろに引きます。利き手側の目尻ぐらいまで弦をしっかり引っ張り利き手を弦から離すと、矢が放たれます。

丸い的を目がけて矢を射ます。

初心者は、利き手側に矢が放たれることが多いので、狙いを利き手と反対側に定めると、まっすぐ飛びやすいそうです。右利きなら的の左側を、左利きなら的の右側を狙います。

やってみるとなかなか難しいです。

まず、弓の取手をを握る手が、意外と固定できません。結構ブレます。でも固定しないと、狙いを定められません。

弦を引く利き手も、かなりの力を使います。弓って意外と固くて、弦を引っ張るのに力が必要です。右利きの私の場合、右目の目尻まで弦を引くとなると、グッと力を込めないと目尻まで弦を引けません。

さらに、的に当てるのが難易度が高い。イメージと違う弧を描きます。なかなか思うように矢を放てません。想像以上に左側に飛んだり、失速して下に落ちます。

あれこれ苦心しながら、10本矢を射ました。
結果はこんな感じです。

残念ながら、的に当たらず。
的スレスレのところに刺さってるのが、何とも惜しい。あと一歩でした。ああ、1本ぐらいは的に当てたかったな。少しだけ、悔しい。

所要時間はだいたい20分弱。
ただ、人気があって並んでいたので、並び始めから半弓を終えるまで、50分ぐらいかかりました。

料金は、初回は矢を10本で1人700円。
2回目以降は400円で遊べます。

普段できない遊びができて、家族みんな大満足。
矢を射るのは、ストレス発散にも良さそうです。
的に当てられたら、もっとスカッとするはず。

高山に行ったら、試してみてはいかがでしょうか。

半弓場高山の情報はこちら。

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