「今日の注目記事」に選ばれた自分の記事を分析したら、noteの秘訣がいっぱいだった。
選ばれると嬉しい、「今日の注目記事」。
ありがたいことに、3回も選ばれる機会をいただきました。
運もあると思うけど、本当にそれだけだろうか?
と思ったのが、今回の記事を書くきっかけです。
客観的に自分の記事を見るのは難しい。
でも、読んでくれた人がちゃんとお土産を持ち帰れる記事にしたい。
というわけで、自分の3つの記事をできる限り分析しました。
すると、noteの記事を書く秘訣とよく言われていることが、いろいろと出てきました。
あくまで私目線なので、必ずしも当たっているわけではないことを念頭に置いて、読み進めてくださると嬉しいです。
この記事を読んで欲しいのは、こんな方です。
今日の注目記事に選ばれたい方
注目記事に選ばれたいけど、大きなネタがないから無理と思っている方
では、始めます。
◇
抹茶の名産地 宇治での非日常体験。
旅先の宇治で体験した、石臼での抹茶挽きの話です。
この記事が選ばれた(かもしれない)ポイントは次の通りです。
言いすぎかと思いつつ、タイトルに「非日常体験」と入れたら人目を引いた。
最初に宇治と抹茶の関係について軽く説明したことで、「へぇ!なるほど!」と思わせることが出来た。
細かく写真を手順通りに載せたので、作業がイメージしやすい。
短い文章での説明だから、読みやすい。
体験の感想が正直。
体験しないとわからないことも簡潔に書いてある。
抹茶の色や香り、味の変化について、詳しく書いた。
体験自体がとても楽しかった。
この記事は、書いている時も楽しかった記憶があります。
「珍しい体験してきたから紹介したい!」という気持ちが強くて、わかりやすさを重視して書きました。
海上自衛隊が大好きな息子と共に、呉を行く。
タイトルが記事内容の要約になってます。
海上自衛隊関連の施設がたくさんある呉駅周辺を、家族で回った話です。
こちらもポイントを挙げてみますね。
海上自衛隊好きな人にとっては、テンションが上がる場所の話。
詳しくなくても、珍しい光景がたくさん見れる貴重な機会。
海自に詳しくない私が、正直に書いた内容。
覚えているガイド内容を書いたことで、「なるほど」と思わせるポイントがある。
わからない写真については、潔く解説を諦めた。
写真に写る護衛艦や潜水艦がかぶらないよう心掛けた。
貴重な写真が(たまたま)入ってた。
わからない部分が多かったので、写真を増やして説明を減らしたのが読みやすさにつながった。
正直、内容に自信がなかった記事です。覚えていない部分も多かったし。
それでも、思い出を振り返っているうちに楽しくなってきて、勢いよく書きあげました。
小4二男に料理を任せてみたら、親として成長できた。
二男にみたらし団子作りを任せたら、親の私にも学びがあったという記事です。
私、この記事が注目記事になるとは思ってなかったので、通知が来たときに腰を抜かしそうになりました。それほど意外でした。
こちらも、ポイントを挙げてみます。
タイトルで読者の興味を引けた(かもしれない)。
1行目をセリフにして、読者を引き込もうとした。
みたらし団子の写真が、つややかで美味しそうだった。
セリフを多用して、私と息子の状況や心情を説明している。
レシピをできるだけ簡潔にまとめて見やすくしたつもり。
親の私の学びを書いたことで、オリジナル感が出た(かも)。
「二男のやる気を削いではいけない」と苦心しながらの取り組みだったので、私自身も勉強になりました。私の心の動きや二男の行動が、わかりやすく書けた気がします。こちらも楽しく執筆しました。
◇
ここからは、共通点を探っていきます。
注目記事に選ばれた記事の共通点
1.写真にこだわる。
「書くこと」について読みたいのに、なぜ写真?
と思った方。いらっしゃいますよね?
でも、ここは一生懸命記事を書く人からすると、盲点です。確信してます。
しっかり文章を書くクリエイターさんで、写真にも力を入れている方って、そんなにいないのでは?と私は感じています。
だからこそ、写真にも力を入れると一つ抜けるのでは?と思うのです。
文章内容で勝負したい方は、この箇所を読み飛ばしてください。
どうにか選ばれたい方は、この先も参考にしてください。
選ばれた記事3つとも、写真入りの記事でした。正直、写真ありの記事の方が、高確率で選ばれると思います。
私の場合、記事に載せる写真にはとことんこだわります。
風景の写真なら、美しく見える光の加減やピントを探ります。
食べ物の写真は、美味しそうに見えなければ却下します。
写っているものがたとえ美味しくても。
美味しいかもしれないので、食べ物の写真を撮るときは真剣です。
風景でも食べ物でも、光やツヤが感じられる写真であれば、割といい感じに仕上がります。光やツヤにこだわるだけでも、仕上がりが変わります。
あと、記事に出てくる写真は、全てiPhoneで撮影しています。
食べ物の写真は、ポートレートモードで撮影することがほとんど。
背景をぼかして、ピントを合わせたいものだけが印象的に撮れます。
例えば、趣味で作った作品やコレクションを撮るとき、ポートレートモードを使うと、ぼけた背景が本当に写したいものを引き立ててくれますよ。
2.楽しんで書く。
どの記事も、楽しく執筆した記憶があります。
特に、旅行の記事については、「こんなのがあったよ!楽しかったよ!見て見て♪」と思って書いていました。
書き手が楽しんでいるかどうか、文を読めばバレますから。
楽しんで書くことは重要。
読者にも楽しんでもらえる文章を書けたら、より良いと考えます。
3.タイトルがスッと決まる。
書くことが明確だったからか、タイトルがすぐに決まったのです。
いつもは悩むタイトル決め。
長さにばらつきはありますが、「これ!」というタイトルをスパッと付けられました。
あまり奇をてらったものではなく、素直にタイトルを付けられる内容なのも、ポイントだと思います。タイトル詐欺にならないよう、だからと言って控え目過ぎない、ちょうどいいところでタイトルを決められたらベスト。難しいけど。
4.伝えたいことが明確。
ここまでも何回か出てきていますが、どの記事も書くことや伝えたいことがはっきりしていて、文章を書きやすかった記憶があります。
「ここは伝えたい!」という箇所がはっきりしていたから、文章の流れもすんなり決まって、ササっと1時間ぐらいで書き上げました。
何時間もうんうん唸りながら書いた文章は、苦悩がにじみ出るのでしょうね。文のテンポにも出ると思います。
だから、今日の記事はきっと注目記事には選ばれません(笑)
5.体験したから知ったことや感じたことを書く。
ネットに載っているだけの情報ではなく、その場で解説してもらって「へぇ!なるほど!」と思ったことを書くようにしています。
また、体験については、自分で考えたことやその時の感情をわかりやすく書くよう心がけています。
3記事はどれも、この点がまとまっていたように感じます。
6.注目記事を意識しない。
「注目記事に選ばれたいな」と思いながら書くと、ウケを狙いにいきすぎていい感じに書けないです。
媚びへつらっているつもりはないけど、気持ちが文に現れて見え隠れするのでしょうね。
おそらく今この記事を読んでくださってる方の多くは、「注目記事に選ばれたい」と考えているはず。でも、書くときは意識しない。矛盾してますが、読んでくれる読者を楽しませることを考えたほうが良いです。
無欲で書く。書くことに集中するのが大事。
7.ネタの大小を気にしない。
日々の生活で、そんなに大きいネタって転がっていません。
私だってそうです。
普通の生活の中で感じられること、共感してほしいこと、伝えたいことをありのままに書いていたら、注目記事に選ばれる機会をいただきました。
変わった経験があれば、それを書くもよし。
普段の生活で強く感じたことがあれば、それを書くもよし。
要は、何を書いてもいいと思います。
もちろん、常識の範囲内で、ですが。
◇
とりあえず、私なりに注目記事について分析したことは以上です。
長かったですね。読んでくださった皆様、お疲れさまでした。
最初にも書きましたが、この記事の内容は、「これをやれば絶対に注目記事に選ばれる」というノウハウではありません。
あくまで個人の見解です。
そこだけは何卒ご了承くださいませ。
私は出し切ったつもりですが、ここまで読んでも疑問が解決しない方もいらっしゃるかもしれません。
コメント欄で質問して下されば、答えられる範囲で回答します。
お気軽にどうぞ。
むしろ質問してくれたほうが、この記事に皆様の見解が足されてより良い情報になるので、お待ちしてます。
また、この記事の中の一つでも実践して、「注目記事に選ばれた!」という方がいらっしゃったら、とても嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!