きっかけは、割れない割り箸
今日も読みに来ていただき、ありがとうございます。
突然ですが、今まで割り箸が全く割れなかったことはありますか?
歪んで割れたというのは除きますよ。
私は最近、割れない割り箸に出会ってしまいました。
先日、サッカー観戦に行きました。
その日は3月だというのに真冬並みに気温が低く、風も強くて体感温度は極寒レベル。
すっかり冷え切った体を温めると同時に腹ごしらえをしようと、数あるスタジアムグルメの中から、ソーキそばを購入しました。
そして、食べようとしたその時です。
何気なく割ろうとした割り箸。
割れない…
本当に割れない…
溝はあるけど切れ目がない…
これは全然太刀打ちできない。
そんなことあるのか!?と疑われてしまうかもしれませんが、本当に割れなかったのです。
割れない割り箸に悪戦苦闘する私と、寒すぎて冷えていくソーキそば。
5分ぐらいは割り箸と格闘しましたが、完敗です。負けました。
仕方なくお店まで戻り、箸を交換してもらいました。
アツアツだったはずのソーキそばは、すっかりぬるくなってました。
こんなことがきっかけで、私は割り箸の生産工程に興味を持ちました。
当たり前に消費している割り箸、どうやって作られているんだろう?
ネットにはこんなふうに載ってました。
木材の加工や乾燥は機械で行っているようですが、最後の工程の選別は、人の手で行っているとのこと。
間伐材を利用していることは以前から知っていましたが、滅菌のために煮沸していることや、割り箸の形に整えてから乾燥していることは、調べてみるまで知りませんでした。
簡単に手に入って、当たり前のように使っていた割り箸も、こんなに手間暇かけて作られていたのですね。
ありがたい割り箸。
雑に扱っていたけど、これからは丁寧に扱うよ。
今までごめんね。
製造されている会社の皆様、本当にありがとうございます。
割れない割り箸がきっかけで、割り箸のことを知ることが出来ました。
こんなに手間暇かかっているなら、一本ぐらい割れない割り箸に遭遇しても、許します。
ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。