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ダグ・リーマン監督『ザ・ウォール』から学ぶ"恋の駆け引き"戦法
恋の駆け引きと戦いの駆け引きは紙一重ではないだろうか。
※この映画はラブストーリではありません。
※この映画はシリアスな戦争映画です。
※内容には多少のネタバレが含まれます。
日本原作のトム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
マット・デイモン主演『ボーン・アイデンティティー』(ボーンシリーズ1作目)
クリスマスの定番ブラット・ピット&アンジェリーナ・ジョリー主演『Mr.&Mrs.スミス』
などなど。数々の名作を手掛けてきたダグ・リーマン監督、今回はその1つ『ザ・ウォール』という映画から学びを得たいと思う。ちなみにこの映画、エクスペンダブルズのように派手な銃撃戦で盛り上がったり、トップガンのように戦闘機で「かっけぇ!」となる映画ではない。
物語は主人公1人、あとほぼ最後まで動かない1人、敵スナイパー1人の3人で進んでいく。(実力がものをいう映画)
とりあえずあらすじをどうぞ。
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2007年、アメリカ兵のスナイパーであるアイザック(アーロン・テイラー=ジョンソン)とマシューズ(ジョン・シナ)は、イラクの荒廃した村で瓦礫の中に残った大きな壁に潜む敵を狙っていた。しかし5時間経っても動きがない。マシューズが様子を見に壁に近づくと、想定外の場所から銃撃に遭い倒れる。
"駆け引き"において、もっとも大切なのは【相手を知ること】だ。
相手の視線、相手の気持ち、相手の行動、すべてを読み取ってこそ真の駆け引きで勝つことができる。
「お前の名前は何ていうんだ?」
「私はお前のことをもっと知りたい」
とにかく興味をもって質問してみる。
すると相手からはこう返ってくる…
「まず先に自分のことから話してくれ」
相手にとっては何気ない一言だが、最初に質問した側はすでに相手の懐に入ろうとしている。案外これには気付かないことも多い。
だからこそ、策士ともいえる。
恋愛においての駆け引きも同じで相手を堕としたいなら、まずは相手を知る。そして同調する、精神的に追い詰める。(もう逃がさないよ♡)
恋愛でモテるにはこの気付かせない駆け引き+最終的には自分の流れに相手を乗せれば成就する。多分。知らんけど。
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『ザ・ウォール』というのは、最初にもお伝えしたがラブストーリではない。
そして、映画内の"駆け引き"で目を向けて欲しいのは、主人公(アイザック)ではなく敵側。
秀逸な駆け引きと、強靭な精神力、正確な射撃、まさに完璧といえる。こんな感じで精神に入り込まれたら、すね毛でも堕ちそう…///(茶番失礼)
あ、若干ネタバレになるがこの映画ですごいのは敵側の凄腕スナイパーなので、観た人によっては胸糞で終わる。
視点は主人公側なので一見「主人公がんばれ!」の映画に見えるが実はそうではない。主人公はあくまで敵側を引き立てるために演技してる感じ。(かなりの実力派俳優で普通に好き)
ちなみに撃たれたときの傷口がグロッキー描写なので、スプラッタとか苦手な人は…《頑張れ》。
緊迫した状況下で、撃つか撃たれるかの駆け引きには何とも言い難いむず痒さがあり、そして最終的な主人公の判断には「あ、負けを認めた」と思わざる負えない。(精神的に追い詰められた)
恋愛にはそんな節があるようにも感じる。どちらかが駆け引きをはじめ、駆け引きに乗った側が最終的に折れる=好きになる。
やっぱり恋の駆け引きと戦いの駆け引きは紙一重だ。(無理やり)
ちなみに恋愛の駆け引きテクニックの記事を観たところ…
触れる回数を増やす
さりげなく好意を見せる
悩みを打ち明ける
イメチェンする(怪我したし)
二人で危険な場所へ行く(もう舞台が危険地帯)
時には引いてみる
ライバルの存在をほのめかす
『ザ・ウォール』はこれを網羅している。
(※この映画はラブストーリーではありません)
普通の恋愛だけでなく夜業界のお嬢とのお楽しみにも使えそう…と( ゚д゚)ハッ!とすね毛は思いついたので、そのうち実践してくる。多分。
まぁ恋の駆け引きを成功させたい、気になるあの子を堕としたいと考える全国の男性は、下手なラブストーリーから学んで撃沈するのではなく、一旦全力の駆け引き映画を観てもう一度考えて欲しい。
以上。
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無条件にモテたい男は女の子だらけの職場へGO
女の子の性格を読み取って手放さないための記事(仕事以外で応用可)