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34歳独身人生初の無職生活3ヶ月目のリアルな感想

去年の10月末
仕事が辛くてやめました。
退社代行を使いました。

仕事は営業職。その前はトラックドライバー。
パソコンもろくに使えず、メールの文章も分からない、名刺交換もほぼ初めて。そんな状態で営業職に挑戦。見事に敗北。いや、いい経験でした。

全てが初挑戦の33歳異業種転職。
転職できれば仕事は何でも良かったです。
とにかくトラックドライバー以外の仕事をやりたかった。40歳、50歳までできる自信がありませんでした。荷下ろしなどがハードで腰を痛めました。カラダとココロは代えが効かないので転職を決意、人生一回だしね。

営業職に転職して最初の商談。お客様の名刺をテーブルに逆さに置いたのは良い思い出です。上司に優しく指摘されました。

1つのメールを返すのに10分以上かかっていました。良い思い出です。敬語がまったく分かりませんでした。

仕事でミスして顛末書を10回以上書き直しました。嫌な思い出、、、いや、良い思い出です。あの時やる気の糸がプツンと切れました。

人生初のメンタルクリニックに行こうとしたり
アルコール依存になったり
地下鉄に乗るのが面倒で毎朝タクシー通勤したり

色々あって営業職は1年で退職。

人生初の無職になりました。

11年のサラリーマン生活から
無職生活3ヶ月目の率直な心の声を
書いていきます。
何かの参考になれば幸いです。

暇を作ってはいけない。

暇は人を幸せにしません。サラリーマン時代は喉から出るほど欲しかった暇。実際手にすると苦痛です。考えなくていいことを考えて、不安がどんどんどん膨らみます。

「こんな休んだら社会に戻れないんじゃないか」

「預金残高減ってないかな」

「今後人生どうなるんだろ」

悩みは無限に湧いてきます。
悩みのエサは暇です。

だからできるだけボーっとする時間を作らないように過ごしています。noteにも救われております。心の排出作業です。仕事のような、何かやったという達成感を味わえます。

筋トレ、読書、散歩、お料理、スタンドエフエム

とにかく能動的な作業がオススメです。
受動的な趣味は悩みが湧きやすいです。

自分が心からワクワクすること、自主的に取り組めること、クリエイティブなこと、継続することで達成感を味わえること。

そういったことがあると暇が生まれません。
疲れたらボーっとすることも大切ですが、

暇は人を幸せにはしないと思います。


朝は起きたほうがいい。

生活リズム、体内時計が一度崩れました。
15時に起きて朝4時に寝る生活。
なんか、ダメでした。色々。
生物は光を浴びないと覇気が出ません。

体内時計は一度乱れると治すのがかなり大変です。無理にオールして戻そうとしても失敗。無理に早く寝ようとしても寝られず失敗。辛い。
対策としては徐々に起床時間をずらすのがオススメです。

11時起床→10時起床→9時起床。みたいな感じ。そして必ず外に出て光を浴びる。太陽の光を浴びれば体内時計がリセットされます。お家から出るのがキツい人は、家でもいいのでカーテンを開けて光を浴びるのをオススメします。

生活リズムが崩れると、メンタルも崩れます。自己肯定感が下がります。「おれ、仕事辞めて何やってんだろ」みたいにどんどん自分を追いつめてしまいます。朝、起きれないだけで。

逆に朝しっかり起きるだけでメンタルは保たれます。「ちゃんと朝起きてる俺、偉いんじゃん」みたいに小さなことでどんどん自分を褒めることができます。

朝起きて、散歩。

これが無職の生存戦略です。


色々なことに喜びを感じられる。

朝起きて何を考えますか?

私は「ありがとう」です。

朝起きて
・今日も一日が始まってありがとう
・健康なカラダありがとう
・温かい部屋ありがとう
・仕事を辞めてくれた過去の私ありがとう

を考えます。私の場合はちょっと極端ですが、無職になってから当たり前のことに感謝することが増えました。

朝ごはんを食べられること、美味しいコーヒーを飲めること、SNSで反応をいただけること、自由に文章を書いて発信できること、失業手当をいただけること、毎日をしっかり生きられること。

サラリーマンの時は1mmも意識していなかった、、、、意識する余裕がなかったこと。

「生きてる。」

これって本当に尊いことなんだなって。

恥ずかしくて、胡散臭いと思われそうで
声を出しては言えないことだけど

当たり前は当たり前じゃない。

スーパーで美味しい野菜やお肉を買えること。
レジ打ちしてくれる店員さん。
スーパーのトイレ掃除をしてくれる清掃員さん。
夜な夜な除雪作業をしてくれる作業員さん。
ウチのアパートを除雪してくれる大家さん。
決まった曜日にゴミ回収してくれるお兄さん。
無職の手続きを親切に教えてくれる公務員の人。


わたしは1人暮らし
でも1人じゃ生きられません。
電気、ガス、水道、食事がなければ
死んでしまいます。

人は必ず誰かに生かされています。


それを忘れちゃいけないなって思います。


また仕事を始めると思いますが
無職期間で感じたこの気持ちは
絶対に忘れたくありません。

この気持ちを忘れてしまったら、
また仕事が辛いだけのものになってしまうから。

無職期間3ヶ月。

生きることの喜びが 

増えてきました。

自分らしく

自分に嘘をつかず

生きていきます。  

読んでいただきありがとうございました。

おわり

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