漫画みたいな毎日。「冬の始まりに、林檎ケーキを。」
去年、せっせとストーブの上に干して作ったドライ紅玉。
残り少なくなり、そろそろ今年の紅玉が手に入る時期になったので、何だか嬉しい。
何かを干したり、漬けたり、煮たり。
そういったことは、何となく好きな作業です。
写経とか、パズルとか、座禅とか、瞑想とか、アイロンビーズとか、そういうのに、ちょっと似ている気がします。写経や座禅とパズルやアイロンビーズを一緒にしていいものか、とも思いますが、私の中ではすごく近い位置づけです。なんとなく、スミマセン。
庭に鳥の餌台を置いていて、そこに林檎の芯を刻んだものや、いただいた鶏の餌用の緑米を乗せているのですが、子どもたちが、リスもくるかもしれないから、と散歩に出るとオニクルミを拾い集めて、それも餌台に乗せています。
秋の気配が漂ってきたある日の朝、窓の外にふと目をやると、何かの気配がします。身体は動かさず、視線だけ動かして見ると、リスがクルミを両手で抱え、口の頬袋に入れて移動しています。
リスも見た目以上に獣であるのですが、あの黒目がちな瞳や、仕草が可愛らしさを感じさせるのでしょうか。
リスの動きを観察していると、忙しそうに森と庭を行き来し、その後で、我が家の庭にクルミを埋めています。
きっと、忘れちゃうんだろうなぁ・・・。いや、物凄く記憶力が良いリスで、埋めた場所を覚えていたり、メモしているかもれない。
なんにしても、生き物たちは、冬に向けて必死に準備しているように見えました。〈必死に〉というのも、人間の視点なだけで、彼等にしてみたら、それは、あたりまえの営みなのでしょうね。
そんなリスの必死に見える冬支度の様子が、林檎を干したり、大根を干したり、梅干しやら味噌やら、ジャムやらを、とにかく沢山作ってしまう自分に似ている気がしました。
土に埋めておいたら、安心なリス。
作っておいたら、安心な私。
そして、あまりに沢山作るとあったことを忘れてしまう。
最近では、沢山作り過ぎないよう、〈適量〉ってどれくらいだろう?と考えるようになりましたが、それでも、多めに作って、お裾分けすることも楽しいので、適量がなかなか見つからずにいます。
昨日は、子どもたちのリクエストで、
ゆきひかり玄米粉の紅玉ケーキを久々に焼きました。
シナモンたっぷりめが好きです。
夫や子どもたちはアップルパイも好きなようですが、私は、パイ生地やタルト生地のパリパリとか、ザクザクとか、サクサクッという食感があまり得意ではないので、作る機会も殆どなく、当然ながら、なかなか上達しないのです。
ふんわりとか、しっとりしたケーキが好き。でも、今年は自分の好きな感じでアップルパイやかぼちゃタルトも作ってみようかな。
作る傍から、子どもたちにパクパク食べられていく干し林檎。
「味見が一番、美味しいんだよ!」
と嬉しそうな子どもたちを見ていると、止める気もおきず、食べた分だけ、また作ればいいかと思うのです。
紅玉の干し林檎、今年もたくさん作れるといいな。
ケーキにする分も残るように・・・・頑張ろう。
林檎のケーキは、ワンホールでは、大人の口に入らないから、2つ焼く。
我が家あるある。
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