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「自分のことが、わからないのって、大変なことだろうね。」
ギターのレッスンへの道のりで、二男がつぶやいた。
「自分のことが、わからないのって、大変なことだろうね。」
何かについて、彼とそれについて、前後に話をしていたわけでもなく、ふと、思いついたようにつぶやいたので、そのことばを自分の中で繰り返し、味わってみた。
「じぶんのことが わからないのって たいへんなことだろうね」
うん。そりゃ大変だよね。
そして、みんな、「自分ってなんだろう?」って知りたくて、生きているのかもしれないなぁ、とも思う。
しかし、彼が言ったニュアンスからすると、「そういうことって、大変だよね、」と、客観的に言っている様で、「自分で自分のことがわからなくって大変なんだよ!」ではなさそうだ。
〈子どもたちは、理屈ではく、自分が何者かを知っている。〉
と私は思っている。
だから、何かあっても、ありのままを受け入れ、ときに上手に受け流す。
しなやか
そんなことばがしっくりくるね。
自分を知ってる彼は、「今」の自分が飛べる距離を知っている。
そして、大きくなるにつれて、飛べるであろう距離以上の跳躍を試みる日もくるのだろうな。楽しみだ。
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