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漫画みたいな毎日。「あなたに届け、ラブレター。」

子どもの頃から手紙を書くのが好きだった。

SNSの発展進歩で、殆ど手紙を書かなくなったし、メールやLINEで大体のことが済んでしまう。それでも、時に、手紙を書きたくなることがある。

それはどんな時だろうと考えると、自分の想いを相手に伝えたい時のような気がする。

勿論、メールでも、LINEでも、伝えることはできる。でも、手紙は何がが違う気がしている。最近、色紙を送ることが増えた。「え?なんで色紙?」と思うかもしれないが、子どもたちと絵を書いたり、相手の方へのメッセージを伝える時に、埋もれない気がする。想いが埋もれない。

noteも電子の世界ではあるけれど、メールやLINEやInstagramとは、一線を画していると思っていて、noteでなら、色紙に想いを描くように、想いを伝えられると感じている私が居る。だから、こうして様々なこと書き綴っているのだろう。

今日は、大切な友人にラブレターを書こうと思う。

友人とは、10年以上前に、共通の友人を介して知り合い、今では家族ぐるみでお付き合いさせていただている。私より少し年上の彼女は、可愛らしい笑顔がとても似合う、いや、彼女の存在自体が可愛らしい人なのだ。

彼女は、お料理が得意で、オーガニックカフェを営んでいる。彼女の作る料理は、癒やしそのものだと思う。先日も末娘とカフェに伺ってランチを頂いた。末娘はキッズランチプレート。玄米とベジハンバーグのセット。肉好きの娘は、お肉が入っていないことに最後まで気が付かなかったようだ。彼女のカフェにくる時ほど、プチファスティングしている自分が恨めしい。もう、この場でファスティング終了!と叫びそうになる。その気持ちを抑え、〈次に来たときは、コレを注文しよう!〉と最大限の妄想を膨らませ、お腹も膨らませてみる。

「どうぞ♪」と笑顔と共に運ばれてきたプレートは、美しい。

丁寧に扱われた野菜たち。ふっくらした玄米。そして、盛り付けも美しい。
美しさってこういうことだよなぁと思う。

「職人では駄目な時代と言われている」「こだわっているつもりはないけれど、こだわっていると思われることが多い」という話をしていたのだけれど、私は、職人気質の人が好きだし、そこにある美学に憧れる。

こだわりとは、美学だろう。

誰でも簡単に作れるとか、家にあるものでもできる、特別な材料ではなくもてもいい。時短でラクラク。それも続けていくには、大事なひとつの要素かもしれない。

その一方で、一見こだわっていていると思えたり、手間がかかるのではと思われる料理というのは、実は、もっとも「料理を簡単にする道」なんだと私は思っている。

丁寧に作られた塩や味噌、醤油は、余計な手を加えなくても、素材の味を最大限に引き出してくれるから、アレコレしなくていいというのが私の実感。それぞれがしっかりした味わいがあるので、たくさん使わなくてもいい。

無農薬とかオーガニックとか、高いなぁ~と思うこともあるけれど、素材の味を知ったら、今まで苦手だと思っていた野菜が、好きになることもある。苦みだと思っていたのは、野菜本来のものではない場合あること味わえるからなんだろうなぁ。

だからといって、慣行農法を否定するつもりもないし、生産者の方々の置かれている状況やご苦労を思えば、どちらが良いとか悪いとかいうことを言うつもりはまったくなくて、自分では決してできないことをやってくださっている生産者の方々には、感謝以外ない。

経験してみること

自分で体験し、感じたり、試してみた上で、その時々、自分の生活や家族や、経済と合わせて選ぶこと。

情報として知っていても、体験してみなければ、選ぶことができないと思うから。

家族皆から口を揃えて「かわいい!」と評判の彼女は、我が家が癒える手助けをしてくれている。そして、素敵な笑顔と共に、日々、多くの人の、いや、私たちの存在している〈世界の選択肢〉を増やしてくれている。

「一緒に楽しんで行こうね!」「チャレンジしていこう!」といつもやさしく声を掛けてくれる彼女は、私と共に〈あかりを灯してくれる存在〉。

ひとりでは心許ない小さなあかりも、一緒に灯してくれる人がいれば、あたたかさも、明るさも増していく。お互いに行き詰まったり、迷ったりしたときも、こうしてあかりを灯す仲間がいることで、足元をそっと照らし、暗闇も恐れず進むことができる。

〈あかりを灯す〉仲間が傍にいてくれることに、私はまた勇気をもらって、前に進む。

何かお返しができないだろうかと考え、私にできることは?と思ったときに、「note面白かったよ~!クスッと笑っちゃうこともあって!」と言ってくれた彼女に、noteでラブレターを書いて送ろうと思いついた。

これがラブレターと言えるのかどうか、ちょっと自信がないけれど、彼女の笑顔、その存在そのものを、美しく感じているのだということが伝われば、それはラブレターなのではないか?と自分に良いように解釈している。

あなたに届け、ラブレター。


ヘッダーはみんなのフォトギャラリー・くらしのつららさんのイラストをお借りしました♪ありがとうございます!

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やなぎだけいこ
学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!

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