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継続は力となり、自信となり、信頼となる。

先日、久々に友人と食事をしました。

お互いに近況などを話し、楽しい時間を過ごしました。

友人は、不登校の子どもたちの居場所つくりに関わる仕事をしています。

まさに、コツコツとその活動を続けていて、形を変えながら、その想いを叶えていると私は感じています。スゴイことだなぁ・・・と。

彼女と話題になったのが、

「継続することについて」です。

継続は力なり、とよく言われますが、飽きっぽい私はそれをなかなか実感できずに生きてきました。

しかし、最近、「継続の素晴らしさ」について、考えたり感じたりすることが多くなったのです。

もちろん、心身に不調を来たすまで、嫌なことを続ける必要はない。

ただ、自分が「コレ!」と思ったことを、自分が納得できるところまで、続けることは、やはり、力になることだな、と。

「力になる」ってどういうことかな?と考えていくと、何かしらの積み重ねができたことで、「できないと思っていたことが、できるようになる」そして「自分に対する自信、自己肯定感が高まる」傾向があるのではないでしようか。

これは、勉強や習い事などでは比較的、顕著かもしれません。

でも、私が、「継続は力なりだな~。」と思ったのは、この点がメインではありません。

何かを継続するためには、その物事に対して、真摯な姿勢が必要になる。

例えば、企業でも、お店でも、続けていくには、大変は努力が必要だと思います。しかし、続けるために、試行錯誤しているからこその継続だと思うのです。

ひとつの形に捕らわれず、形を変えながら続けたり、様々な決断をしながら、継続を試みる。

その結果、継続が難しくなり、止めることがあっても、それは、「真摯にやり続けることが困難になった結果の決断」ということも有り得るのだと思います。

ただ、単純に考えると、「継続している」ということは、それだけでも、信頼の要素に成り得る。

お店をひとつ選ぶ、病院を選ぶ、何かを選ぶときに、「長く続けているかどうか」ということは、多くの場合に置いて、選択の中で大きな影響力を持つことが多いのではないでしょうか。

友人の「子どもたちの居場所つくり」に対して、私は、子どもたちへの真摯な姿勢をいつも感じるのです。

そして、その姿勢がとても好きです。

「こどもたちの居場所をつくりました、はい、やっぱり止めました、では、子どもたちに迷惑。そして、子どもたちの大人への不信感につながる。」と彼女は以前から言っていました。

そして、その言葉通りに、継続することで、子どもたちや保護者との信頼関係を築いている。

その真摯な姿勢を見ていると、「この人は、自分で考え、その都度決断し、継続する努力をしてきたのだろう。」と感じ、「きっと、子どもたちを裏切らない、人を裏切るような思考・行動をしないだろう。」と思い、日々、彼女に対する信頼は深まって行きます。

続けるって、簡単なことではない。

でも、続けることで、見える景色がある。

どんな小さなことでも、努力し、続けている人には、天才であっても敵わないのだと思うのです。

そして、その真摯な姿勢と、友人自身や彼女の周りの人への誠実さに、私はいつも感心し、自分も、継続していくことでしか見えない景色を覗いてみたい気持ちに駆られ、励まされるのです。

ホントに、継続は力なり。

自分の力を信頼し、人との関係を築き、また新たな信頼が生まれていく。

「お互いに信頼できる関係」が在るということは、生きていく上で、とても支えになると思います。

継続は、あくまで、目の前のことに真摯に取り組んでいった結果であり、その過程で、自信や信頼が構築されるのです。

その過程が自分の「生きる力」となるのだなぁ・・・と彼女と話しながら感じました。

今日も、目の前のことに、誠実に向き合って行こうと思います。

肩の力を抜きつつ、ね。

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やなぎだけいこ
学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!