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本が完成!関係者にお届けしたところ…

ついに本ができあがりました!奇しくも12月12日、木次線が全線開通(1937年)した記念日に、初めて手にしました。

カバーのタイトル文字は凸加工が施されています
岡本和泉さんのイラスト。裏面はあの感動のシーンをイメージ

この本を執筆するにあたり、20人以上の方々に取材等でお世話になりました。できあがった本を皆さんにお届けするために、翌13日の朝から木次線沿線の雲南市、奥出雲町を回りました。

物語の舞台「亀嵩」として、多くのシーンが撮影された雲南市の下久野地区

本をお持ちしたところ、手作りのしめ縄を下さった方が。そういえばそろそろ正月の準備をする時期ですね。

本の上の小さいのは自動車用

他にも、本を持って取材先の皆さんのお宅を1日かけて回る間に、さまざまな頂き物をしました。
生コンニャク、赤かぶの漬物、煎茶と和菓子、化粧箱入りの日本酒など…
極め付きは、なんと玄米15キロを下さった方も!
なんだか、エビで鯛を釣るようで、大変恐縮しました。

さすがは木次線沿線、優しい方ばかりです。映画『砂の器』の脚本を担当した橋本忍は、後年の講演でこの土地の「風土と人」に言及しました(詳しくは本書の第三章)が、まさに雲南・奥出雲の「風土と人」を実感する一日でした。

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