2024年ゲームマーケットを遊び尽くす! 能登ごいた編
企業、サークル、アマチュア問わず、様々なボードゲームが一同に介するゲームマーケット。今年も年2回のお祭りの季節がやってきた。そんなお祭り騒ぎを遊び尽くした。夫婦のお話である。
ウィザーズ&コーストのブースを後にしてなんとなく足を運んだのが、能登で生まれた伝統的なボードゲーム『ごいた』のブース。能登半島地震復興支援も兼ねているみたい。
まずこのブースにくると、ある呪いをかけられる。私も呪われた一人だ。なのでその呪いを皆様にも伝承したいと思います。
「石川県を人差し指に見立てた時、大体第一関節ぐらいが能登町である。」
これを聞いた人間は、第一関節を見るたびに「あっ、能登!?」となってしまう。つまり、
この画像をみても能登に目が行ってしまう呪いである。みなさんも鉛筆を持ったときやコントローラーを握ったときなど、人差し指を見て「あっ、能登!?」となってしまうだろう。この呪いを解くには、完全に記憶から能登町の存在を消し去るしかないが、そんな寂しいことは言わないでほしい、きっとごいたの魅力を知れば能登好きになってしまうだろう。
『ごいた』というゲームは伝統的なボードゲームの中でも群を抜いてオリジナリティがあるゲームだ。まずは話し合いのできない2vs2のチーム戦、手番を奪い合うゲーム性など、かなり独自性が高い。1ゲーム自体は八枚のカードを出し終えたらおしまいなので、短くルールも非常に簡単だが、相手や味方手札を予測しながらなるべく高得点を狙っていこうとすると、一気にゲームとしての奥深さがましてくる。
そんな能登の呪いと、ごいたの魅力をものの数分で伝えてくれるスタッフの方々にも脱帽である。
そんなスタッフの方から、ごいた上級者を思わせる振る舞い、ブラフのコツも伝授していただいた。それは、「馬」と「香」の駒を正しく能登弁で読むことだ。
ちなみに
馬→ばっこ
香→ごん
らしい。もしごいたを遊ぶ機会があれば、是非「ばっこ」と「ごん」で呼んでみよう。こいつ、知ってる!?対戦相手は思うことだ。その動揺の隙を突くのはボードゲーマーのみなさんならお茶の子さいさいだろう。
ちなみにスナガガは妻チームにボコボコにされましたので、悔しさでアプリをダウンロードしてごいたを遊んでおります。いつか雪辱を晴らすその日まで、ごいたを極めるスナガガであった…!