終わってしまったカードゲームの思い出を語る。テニスの王子様TCG
今までいろいろなカードゲームを遊んですごしてきたけど、その中には今ではもうサポートを終了してしまったものもいっぱいありました。そんなカードゲームたちの思い出について語りたいという自分語りの記事でございます。当時を思い出して懐かしんでくださる方や、カードゲーム業界の歴史の一抹の資料として読んだくださる方がいれば幸いです。
テニスの王子様TCGとは…
2002年頃、大人気ジャンプ漫画「テニスの王子様」を題材にしたトレーディングカードゲーム「テニスの王子様TCG」がコナミより販売された。そのゲーム性はテニスを見事に再現しており、どのタイミングで全力のストロークを打つかの駆け引きが楽しいゲームとなっている。
TCGのサービスは終了しているものの、原作は続いており、今もなお貴重カードは良い値段で取引されていたりする。
我々テニプリ黄金世代!
ちょうどテニスの王子様の人気が絶頂時期に販売された「テニスの王子様TCG」。当時中学生ぐらいだったスナガガもご多分に漏れず、ブーメランスークとムーンボレー(ギリできそうな技)を真似して遊んでいました。そんな中に現れたカードゲームです。もちろん買わずにはいられませんでした。特に全カードレアカードとなっている、プレミアムパックを買い漁ったのを覚えております。オシは天才不二周助でした。
ちゃんと游べなかったジャンプ系カードゲーム
そんな大好きだったテニスの王子様のカードゲームだったのだが、きちんと遊べたことは実はなかった。当時のコミック原作のカードゲームには1つの特徴があった。それはキャラクターカード以上に技カード、呪文カード、テニスの王子様TCGで言えばストロークカードというのが大切になる。それらがないと強い攻撃ができず、ゲームにならないという類のカードだ。
そんなこともあまり気にせず、キャラクターカードがほしい時期の中学生たち。そこに現れたのが、プレミアムパックという「キャラクターカードのレアのみが複数枚入っている」という中学生、垂涎のパックである。ご多分に漏れずそれらを買いまくったスナガガたち、手元にストロークカードは全く無く、ちゃんとゲームを遊べることはなかったのでした。
ゲーム性はかなり高い!
大学生ぐらいになったある時、弟が昔買ったテニスの王子様TCGスターターと説明書を見つけた。それを手に取りおもむろに、家中のストロークカードをかき集める。対戦相手などはいないが、2つのデッキを作り回してみる。
ガチの対戦環境ではないのでなんと言えないが、ゲームシステムだけならオリジナル性も高く、駆け引きもあった楽しい。毎ターンボールを打ち返すテニスというスポーツの再現性とオリジナル性、デッキに3枚しかいれられない必殺ストロークカードの出すタイミングなど、もう一度「新テニスの王子様TCG」して販売してほしいレベルだ。不二きゅんでクリティカルウィンド使いたいよね。
今から遊ぶなら!
ここまで読んで実際に遊んでみたい。だけど未開封パックはすでに希少でなかなか手に入れるのは難しい、大会も少ないとは思うのであそぶ機会を得るのも難しいと悩んでいる、そこあなたに朗報です!
なんとプレイステーション2対応ソフトとして「テニスの王子様 カードハンター」という商品が出ております!ゲーム性もほぼ完全再現されているそうで、ゲームのルールを知るのにも、遊ぶのにももってこいの作品となっている。「新テニスの王子様TCG」が発売されるまでは、こちらのゲームでも楽しいもうかなと思うスナガガでした!