【Unity入門】プログラミングなしで物理エンジンで色んなステージをつくってみよう!
こんにちは!
SUNABACOスタッフのまっちまです。Unityってなんかプログラミングとか難しそうって思う方もいると思います!
今回は前回の続きです!
↓前回はプログラムを書かずにUnityの物理エンジンを動かしました!
色んなステージをつくってみましたか?
もしかしたら、球体がうまく転がってくれない!球体以外も転がしたい等々の悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、オブジェクトの物理特性を変更して、キューブを氷のように滑らせたり球体が坂の上を登るようにしていこうと思います!
Physic Material を作成
Physic Material とは、衝突するオブジェクトの摩擦や跳ね返り効果を調整するのに使用されるマテリアルです。
今回はステージと坂の上を転がすオブジェクトに設定していこうと思います!
◯projectビューのAssetsの上で右クリック→『create』→『Physic Material』を選択
◯AssetsにNew Physic Materialが追加されます
◯Inspectorビューに下の画像の項目が追加されます。
・Inspectorビューのこの項目を設定することによってオブジェクトの物理特性を変更することができます
【各項目の設定】
Dynamic Friction
移動している物体に対する摩擦。通常は、0 から 1 の間の値を使用します。0 の場合、氷のような感じになります。1 の場合、強い力や重力がオブジェクトを押さない限り、すぐに止まります。
Static Friction
面上で静止しているオブジェクトに使用される摩擦。通常は、0 から 1 の間の値を使用します。0 の場合、氷のような感じになります。1 の場合、強い力を加えないとオブジェクトは動きません。
Bounciness
表面にどれだけ弾性があるか。0 の場合は弾性がありません。1 の場合はエネルギーが減ることなく跳ねます。シミュレーションには少量のエネルギーを加えるかもしれませんが、ある程度の近似が予想されます。
Friction Combine
衝突するオブジェクト間の摩擦をどう処理するか。
Bounce Combine
衝突するオブジェクト間の跳ね返し度合いをどう処理するか。Friction Combineと同じです。
◯今回は物体の摩擦を0にしていきたいのでDynamic FrictionとStatic Frictionの値を0にします!
◯次はSphereを選択してください
◯InspectorビューのSphere ColliderのMaterialにNew Physic Materialを選択
・黄色い四角の中をクリックすると選択できます
◯Planeも同様にColliderにNew Physic Materialを設定してください
これで準備はOK!
球体の摩擦がなくなったため速度が上がって坂の上も登れるようになったと思います!
◯『cube』にNew Physic Materialを設定してあげると、氷の上を滑るように移動するからやってみてね!
こちらのNoteはHanahanaworksが運営するコワーキングスペース&プログラミングスクール「SUNABACO」の提供でお送りしています。
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