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#腹膜播種

家族が余命6ヶ月を言い渡された日(その後)

家族が余命6ヶ月を言い渡された日(その後)

これまで体調不良により腹腔内パクリタキセルを中断、その後、再開に向けて検査待ちの状態だった。

今回のnoteは死を強く想起させる内容が含まれています。
読み進めるかはご自身の判断でお願いします。

前回のnoteは下記リンクより。

前回からの変化車の運転

ついに恐れていたことが起きた。
父親が追突事故を起こしたのだ。

事故といっても人をはねたなどではないことが唯一の救いだが、
交差点進入時

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家族が余命6ヶ月を言い渡された日(後編)

家族が余命6ヶ月を言い渡された日(後編)

最初に今回のnoteはネガティブな感情面の描写が多くなっている。

家族の長い闘病を経験した人であればわかるかもしれないが、往々にしてネガティブな感情が多くなる。

多分に漏れず、僕や家族もそうだった。
あまりネガティブな事を書くのはどうかと迷ったが、闘病に関する記事を書くを為には避けて通れないと思い記載することにした。
(もちろん負の感情に囚われずに過ごす人もいるだろう)

前回の振り返りセカン

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家族が余命6ヶ月を言い渡された日(中編)

家族が余命6ヶ月を言い渡された日(中編)

前回の振り返り胃がん ステージ4に伴う腹膜播種が判明。

医師から抗がん剤を実施した場合で6か月、しない場合でも3か月の余命とされ、とどめとばかり「来年の桜は見ることができない」とダメ押しまでされた。

その時点での選択肢は3つ。

抗がん剤を受けない(余命3か月)

抗がん剤を受ける(余命6か月)

違う病院に転院する(未知数)

気を付けるべき事後々、嫌というほど思い知らされるのだが、この手の

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家族が余命6ヶ月を言い渡された日(前編)

家族が余命6ヶ月を言い渡された日(前編)

ある日突然、愛する家族が余命宣告をうけたらあなたはどうするだろうか。

あまりにも唐突すぎて恐らく何もできない可能性が高いし、情けない話、普段営業でイレギュラー対応には慣れていると思っていた僕でさえ、一瞬思考が完全停止した。

とは言え、現在ガン自体はそれほど珍しい病気ではなくなってきた。

もちろん病巣部位とステージ(進行度)にもよるが、ガンを宣告されただけではこの世の終わりと感じる必要はないと

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