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血の配達屋さん 北見崇史 読了

母が家出した 捜しに来るなという手紙を残して
父は無気力、妹は荒れて、書かれていた住所へ母を探しに行く主人公
路線に無い場所 教えられたバスに乗ればいいというが、老人だらけの怪しげなバス
母は寂れた街にいたが、死んだ猫が動いていたり、腸の化け物がいたりおかしなところだらけだ

グロホラーのジャンルなんでしょうか

最初は北の大地で老人しかいない中、過疎的なホラー展開かと思っていた

しかしそこからはグロの世界
変な生物がうようよしているし、来るなって言っているのに恋人がこの地にやって来るしめちゃくちゃな状態になる

気持ち悪いし文字だから耐えられるけど、何故か笑えてくる
これもうギャグでしょうって。
クトゥルフ神話がベースなら納得

変な本といい、あだなのセンスといい、恐怖と笑いが紙一重で感情がぐちゃぐちゃになる

「太古の神話ってなんだよ、わけわかんねえよ」

血の配達屋さん

読者の気持ちを代弁するかのような台詞

なんだかちょっぴりいい話風で終わっているけれど、違うのがまた笑ってしまう

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