禁じられた遊び 映画感想 悪霊退散!
直人は妻・美雪と息子の春翔との三人家族
春翔がトカゲを捕まえようとしたら、尻尾だけ置いて逃げてしまった
トカゲの尻尾は生えてくるから大丈夫と言うと、春翔は尻尾からも身体が生える?と聞く
ちょっとした嘘で土に埋めて「エロイムエッサイム」と唱えたら生えるよと言ってしまう
そして事故が起きて、美雪が亡くなってしまう
事故現場にいた春翔はばらばらになった指を持っていた それを庭に埋めて「エロイムエッサイム」と唱え始めた
原作既読
展開はほぼ原作通りなのでそこは満足
直人ともう一人同僚だった比呂子も主人公となるダブルキャスト
比呂子は直人に思いを寄せていたけれど、不可解な現象が自分の周りに起きて思いを打ち明ける前に会社を辞めていた
映像の会社に勤めている比呂子はうさんくさい霊能者の大門と仕事で知り合う
この大門が原作で読んでいた通りのうさん臭さが出ていてかなり良かった
セクハラだのろくな評判がない大門だけれど、力があるのは本当だった
車を停めて九字護身法を弟子?と一緒にやるシーンはホラー邦画あるあるで、笑ってしまった 生霊の強さを考えると笑えないのだけれど。
とにかく恐ろしいのは生きている人の思い
お釈迦さまも恐れない、そんな念には太刀打ちすら出来ない恐ろしさ
そしてラストの親としての気持ち
生きている人の思いが一番怖いというのなら、あの後は。
期待していなかったけれど、かなりよかったと思った