キスに煙 織守きょうや 読書感想
デザイナーの塩澤は引退したフィギュアスケート選手だった
ライバルだった志藤に片思いをしているが、良き友人関係を築き一生その想いを打ち明けるつもりはなかった
ある日、元選手ミラーの転落事故のニュースを目にする
ミラーの娘は塩澤の会社に後輩として入社していた
花束は毒の作者だったから、(衝撃ふたたびと帯にあったし)サスペンスものとして読んだら恋愛ものだった
ある意味衝撃だったけど、恋愛ものとして読んだら納得できる
最後に花束のように恐ろしい結末があるんじゃないかと構えていたら、そうでもなかった
ジャンルが違っていたんだなと理解した
フィギュアスケートの才能や続けられないもどかしさ、嫉妬や諦めなど人が持つ感情が書かれた物語でした
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