気がつけば生保レディで地獄みた。忍足みかん 読書感想
会社説明会で生命保険の会社の福利厚生のページを見て、この会社に飛び込んでみようとした主人公、みかん
それは地獄の始まりだった
生保レディ どんなイメージを持っているか
大体思った通りのことが、いやそれ以上の辛いノルマやパワハラ、セクハラが横行していて笑えない業界話
スカートをもっと短くしたら?と言われるのはまだ軽いというのが恐ろしい
クールな先輩が胸元開けて客先に行って、でも枕はしてないからセーフって、そうまでしないといけない業界
だんだんと死にたいという気持ちに支配されていく
辞めたくてもやめさせてもらえず(退職届は破られたり)、パワハラというより人権侵害では?と思う話がごろごろと出て来る
それでも生命保険は入っていて良かったという人はいるだろう
ノルマの為に何度も掛けてくる電話は鬱陶しい
ただ、一つはかけておきたいなという人はいるだろう
ちょっと入りたいかもと思ったら、知人の契約に協力するのもありかもしれない
ただそんな掛け金は必要ないと言っても入れてこようとしたらお断り
保険屋の生々しい苦労話が書かれた本作だった