魂婚心中 芦沢央 読書感想
死後婚のマッチングが当たり前となっている世の中
相手がいないとかわいそうとされる
主人公には推しがいる 推しを崇めているが近付こうとはしない
ただ調べているだけ その情報を得るだけで満足しているはずだった
ところが推しのリアルアカウントを見付け、魂婚のマッチングアプリに登録していることに気付く
ホラーかと思ったらSF作品の短編集だった
魂婚というタイトルからもっとおどろおどろしいものを想像していた
これはよくない方向へいくぞと予感させておいてから、意外なオチ
そこから読み進めるとSF展開の短編が待っている
インド人を右には笑ってしまった
間違い探しは本当にやった
これはイラストを活かしたストーリー構成
ラストは能力ものでシスターフッドでミステリーでもある
独特な世界観も良い
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