ハルさん 藤野恵美 読書感想
娘のふうちゃんの結婚式 父親のハルさんは娘と過ごしたこれまでを思い出す
困ったことが起きた時、いつも心の中で語り掛けてくれるのは亡き妻の声
父と娘 結婚式当日から始まり、娘の幼い頃を振り返る 幼稚園、小学生、中学、高校、大学生とちょっとした日常ミステリーがあり、亡き妻の語りで解決していく
ハルさんが良いお父さんでふうちゃんお嫁に行かないでと同じ目線になってしまった
ラストでのふうちゃんの選択が明かされた時にはそういうことかと納得しながら感動。
ハルさんの優しさとふうちゃんへの大きな愛に癒される優しい本だった。