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なんどでも生まれる 彩瀬まる 読書感想

チャボの桜は逃げ出したところを茂に拾われた
茂は仕事と人間関係がいかずにジイちゃんの家に避難した
どうにか茂が元気になれる人と会えないものかと、桜は散歩をしながら探し始める

チャボ目線のお話

しかしファンタジー要素はなし
桜に話し掛ける人や鳥は大勢いる
けれど奇跡が起こるとかはなし
あくまで茂は自分が出来ることだけをやり、桜さんはそれについていくというスタイル
鳥が喋ったとかでなく、人の話していること理解してそう、でも人は桜さんの考えは全くわかっていないよという流れ

都合よく物事は運ばないし、試練もあるし嫌なことを言われたりする

しかしそれでも地に足を付けて生きている人達や桜さんや鳥達がいる

すんなりめでたしという都合の良い話でなく茂さんが無理をせずに自分のやりたいことをやるという道を見付けたという終わり方が良かった

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