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レトロ喫茶おおどけい 内山純 読書感想

商店街にひっそりとたたずんでいる喫茶大時計
レトロな空気が流れるお店に訪れると、いつの間にか店内が昭和時代に戻っている
そして立ち止まっていた人達が歩き出していく
不思議な喫茶店レトロ喫茶

孫のハヤテと祖母のハツ子さん
二人が営む喫茶
悩みがある人達が訪れ、何故か昭和にタイムスリップして、その時代にいる人に憑依?みたいになって会話をする
いつの間にか悩みはそう深刻になるものではないと捉え、店を出るときには気持ちが前向きになる その話が続く

全員、昭和にタイムスリップして慌てふためくことないのかと思うけど、そこツッコんだら話が成り立たない
不思議な空間として捉え、昭和から続く美味しいメニューに癒される

ちょっと物足りないなと思うのは、悩みが解決した人はそれきりで、常連になってまた会話として出て来るとかがないせいか

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