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傘のさし方がわからない 岸田奈美 読書感想

家族だから愛したんじゃなく、愛したのが家族だったのその後

車いすとの母の願い
ダウン症の弟の成長
そして父との思い出

病院を憎む気持ち しかし真実は、の章でボロ泣き
誠実な対応してくれてたのか 
でも哀しみの最中はそれすら受け取る余裕もない
切ない

悲しいだけではなく、笑ってしまう日常も綴られている

スマホの画面を割れっぱなしにしているのは良いのか、よくないのか
笑ってしまう

友人からの親切を受け止めきれない部分とか、ああ、わかるなあと思う

綺麗ごとだけじゃなくありのままの日常
とても愛おしい一冊

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