前の家族 青山七恵 読書感想
藍はマンションを買おうと物件を探す
西日が差す部屋 その希望にぴったりのマンションが見付かる
不動産屋に案内された時にまだそこに住む家族がいた
何故か子供達から敵意を込められた目で見られる
そして越して来てから、その子供たちがマンションに訪ねて来た
独身で女性で、付け入られやすいのかなと考えてしまう
これを読むと中古マンションを買うのが怖くなる
霊的なものはないけれど、ホラー展開に近い
人間の執着の怖さ
主人公の見た目も怖く、ずけずけと図々しい性格、きつい性格だったらこの展開はなかっただろう
引き留められるのもきっぱりと断れるなら、回避出来た
変な距離感の人とは関わらないほうがいいし、親切心も出さないほうがいい
首にケーブルのやつ、絶対わかっていてやっていたと思う
それにしてもやって来たのが見るからにやべー人達(複数)だったらどうするつもりだったのだろう
ここから覚醒してほしいと願う