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2022

昨年は
漢字一文字で表すなら"生"の一年。

妊娠中も出産も産後2人になっても
体験として

"生"きていること
"生"かされていることを
常々感じた年。

たまたま家の過去帳を整理して
父方の家系図をまじまじと眺める機会があった。

ひい爺ちゃんの前のひいひい爺ちゃん、ひいひいひい婆ちゃん
元をたどれば"ひい"がいくつあっても足りないのだけれど

戦死で亡くなった爺ちゃんたち

父方の家系図だけでも見えた命の縮図

母方の家系図と
夫の両親それぞれの家系図と

誰一人として違っていたなら
存在しない自分の命、息子の命

生まれるって
生きてるって

きせき。

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繋いでくれたご先祖様に恥じぬよう
せっかく生まれてきた喜びを謳歌したい

いちいち気持ちが入って
感動しちゃうのも母になったからなのか
すぐ胸がいっぱいになる。

そして

今年2022年の漢字は

"今"にした。

もう生まれたてのホニャホニャ感は通り越し
ずっしりむっちりの息子の成長たるや。

毎日20本くらい私の髪の毛を引っ張り抜き
自分の手で授乳ベストポジションを調整し
誰に抱っこされても泣かずにグッと堪えるが目を合わせないという
彼なりの人見知り
寝ながら声を出して笑ってみたり
夢が見れるようになったのかな

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最初は隣に寝るのも踏んでしまいそうで恐る恐るだったが

今や夫も私も安定感の出てきた息子に
無意識にも手や腕が重なっているときがある。

産後の"何するにも恐る恐る期"に安心が増えて?慣れが出てきて?
5ヶ月にして"こんなもんでいいっか期"に入った。
というより元に戻ったのか(笑)

息子と2人でいるとゆっくり時間が流れているはずなのに
一緒に用事1つ済ませるだけで
あっと言う間にもう1日が終わって
「ゆっくり早い」という                          新しい感覚時間の中にいる。

こんな風にして
あっと言う間に1日が終わりあっという間に+20cmも大きく成長しているので
目の前の愛をぎゅっと抱いての

“今”

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そしてもう一つ。                             有り難いことだけれど
子育てだけしていていいのかなと思う時がある。
後から考えればべたっとくっついているこの時しかないのだろうが
母だけでない部分を発展させたい気持ち。                  そこに焦点がいくと頭だけが先に行く。
だから“今”
その先に向けて今日の自分にどんな経験ができる?と問いながら、       今へ還ってくる。


今日の中に“今”できる種まきと
     “今”目の前にある大切なもの

今年の漢字はそんな想いと共に。                      

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