
泣かないよ、
こんにちはkuinaです🕊️
今日はおすすめアニメ映画のはなしです
我が家はアマプラに加入しておりまして、
こどもたちが寝たあと、アニメ•映画好きの夫がテキトーにそのときの気分で選ぶ作品を一緒に鑑賞することが多いです。
一昨昨日は名作デイ・アフター・トゥモローを観まして(夫は7回目くらい、私は映画疎すぎなので初見)
あ〜やっぱ名作は面白いな〜なんてゆうて。
一日挟んで昨日。「なんか良さそうじゃない?」と軽い気持ちで夫が選んだ映画が、今回紹介したい作品です!

『さよならの朝に約束の花をかざろう』です!
上映されたのは数年前らしいのですが、知らなくて…昨日たまたまアマプラで見つけたのでした。
なのであの花の作家さんだとも知らず。
軽い気持ちで。
軽い…気持ちで…見始めたのです………
最初に話しておきますと、
母子ものです。子持ちの女は多分全員泣く
↑の画像を見ただけだと恋愛ものか?と思いそう。
というか、物語始まってすぐはそうかなって勝手に予想しちゃいました。
違った。ごめんなさい、ヲタクすぐドヤ顔で展開予想する。
ちなみに作品名で検索すると候補に「気持ち悪い」と出てきます笑
多分それも母子ものであることに由来するんじゃないかと思います。
いやでも、いち母親としてとてもリアルに心情描かれてるなぁと思ったけどなぁ。
ざっくりあらすじをお話しします。
主人公は世界でも珍しい、見た目がずぅっと若いままで変わらない長命種族の少女。
ある日その種族の血を欲しがる王国に襲撃をうけて、一族半壊にいたります。
主人公はたまたま1人はぐれてしまい、その先で母親と死に別れた赤ん坊を見つけます。
その赤ん坊を放っておけず、自身も故郷がなくなったにも関わらず、一緒に連れてゆくことから物語が始まります…
長命で見た目が変わらない彼女が、どんどん大きくなる赤ん坊(息子)を通して少しずつ母親になり、
血が繋がらなず種族が違うことで、息子と衝突し離れ…
それでも最後の最後まで"母親"であろうとする、強くて美しくていじらしい主人公がとても素敵な作品だと思いました。
設定はしっかりファンタジーなのですが、親子のあり方や周りの人間の反応などとてもリアルで残酷で…それが作品全体に通じる、ひんやりした雰囲気につながるのかなぁと思います。
世知辛いなあ…世の中ってこのくらい冷たいものよなぁ…とちょっと切なくもなり。
さて。あんまり多くを語るのも好きじゃないので、作中の好きなシーンを一つご紹介しておしまいにしようと思います
赤ん坊を育てはじめて数年後、お世話になっている家の飼い犬が老衰で死んでしまいます。
元々泣き虫な主人公は、悲しくてワンワン泣いてしまうのですが
その家のこどもに「うちの母ちゃんは泣かないぞ!母親ってのは泣かないものだと思う」(意訳)と言われ、
自分もちゃんと母親になるべく、決意を新たにするのです。
その後、まじで泣かない。
悲しみの涙は勿論、感動の涙が流れてもよさそうな場面でも泣かない!
それがね〜また…主人公の強さ、覚悟を作品を通して描いていてめちゃくちゃ好きですね…
そんな主人公が最後の最後、泣きます。
なんで泣いてしまうのか、是非ご覧頂きたいです
トゥルーエンドですので、辛すぎる物語が苦手な人でも観れるはず!でも一貫して世知辛いです。
個人的にはそのリアルさがよかった🥺
この土日のお供に『さよならの朝に約束の花をかざろう』はいかがでしょうか?
特に子持ちのパパママに観て、私と同じく号泣してほしいです😭w