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第十章 二人の夜 3 <side カオル> (注 BL要素高いです。男の子同士の行為描写がありま…
第十章 二人の夜 2 <side カオル> (注 BL要素多いです) 「いつから?」 トモの口…
第十章 二人の夜 1 <side カオル> よく眠れなかった。 うとうとしては、浅い眠りか…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 3 <side トモ> 午前七時。 起きた…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 2 <side カオル> 駅へ向かう終バスは、…
第九章 センチメンタルジャーニーと、一人の夜 1<side カオル> 昨夜、家に帰ったら午前…
第八章 秘密 4<side カオル> 約四十分後。駅前のショッピングモールの大きな仕掛け時計の扉が開いて、楽器を持った人形たちが、午後十時を告げた。何するでもなく、ぼうっと人形たちが踊るのを眺めていたら、桜子が目の前に現われた。 「ごめんね」 走ってきたのか、ちょっと顔を上気させた彼女に、僕は小さく頭を下げた。 「ううん。理由が何でも、カオルくんから会いたいって言ってくれたの、初めてだったから……」 「ごめん」 そんなことを言われたらあやまるしかなくって、僕はいたたま