人生で一番影響を与えてくれた本『続ける思考』が教えてくれた3つのこと
続けること、が苦手
僕は「なんか良さそうで、確実に続けた方が良いであろう習慣」を続けるのが極度に苦手です。
例えば朝活。マジで200回くらい習慣化しようとして失敗しようとしています。もちろんやった方が良い、ということは痛いほど分かってるのですが、自分が興味の持てないことを続けるのが本当につらいんですよね。
他にも習慣化しようとして失敗したものは数え切れません。そのうち「自分は続けることが苦手なんだ」という潜在意識が植え付けられて、「ま、トライすることに意味があるよね👍」と開き直る始末。
人生で一番影響を与えてくれた本、になりそう
そんなこんなでずっと苦手意識を持っていた「続けること」ですが、たまたま出会ったこの本に衝撃を受けました。
今まで習慣化に関する本は多分5冊くらい読んできましたが、個人的にはぶっちぎりです。生活への落とし込みやすさ、抽象と具体のバランス、読みやすさ、どれをとっても比肩するものが思い浮かばないほど素晴らしい本でした。
正直、特に変わったことを言っているわけではありません。ただとにかく読者に寄り添い、習慣化というものの本質を明らかにしていると思います。
今回は僕が学びになった内容を3つ共有します。
絶対に続く究極のやり方「毎日やる」と決めること
「ん?」と思った方、正しいです。僕も最初読んだとき「どゆこと?」となりました。ただこれ、めちゃくちゃに本質なんです。
これはつまりどういうことかというと、「やらない選択肢」をなくすということなんですね。
例えば「週に4日ランニングする」と決めたら、脳みそに「今日は走らず、明日走れば良いか」という“選択肢”が発生します。これが良くない。
「やる」「やらない」なんていちいち毎日考えないようにする。
その為に、極限まで負荷を減らして(「まいにち本を開く」とか)、ついでの力を利用して(歯磨きしながらニュースサイトを見るとか)とにかく毎日やれば良いんです。
これによって実際に何も習慣化できなかった僕が、今のところ毎日HIIT5分と散歩15分とちょっとした朝活が出来るようになっています。
まずは毎日やる。ただそれだけ。
「正しい努力」より「正しい継続」
正しい努力、やめません?
毎日何かを習慣化しよう!と思ったら、「どうせだったら将来の自分に役立つことを…!」という発想になりがちですが、そこまで考えなくて良いのではないかと。
何故なら努力になってしまった瞬間、ただ修行とか苦労とかそういう言葉で形容されることになってしまうからです。
「正しい努力」なんて考えを捨てて、「何でもよいから続けてみよう」と気楽に考えることがすっごく重要なんじゃないかなと思います。
ちなみに作者はどうぶつの森で毎日キャラクターにプレゼントをあげて、一緒に写真を撮るという作業を2年以上やっているそう。
自分に役立つことを考えるのは、続けた後で良いんじゃないかな。
昨日の50点と、今日の50点で100点を目指す
実はこれが書きたくて久しぶりにnoteを書きました。
仕事のやり方が割と根本から変わったくらい衝撃を受けました。
現在、僕はプロジェクトやいわゆる非定型業務的な仕事に関わることが多いんですが、最初本当に苦しかったんですよね。
仕事に終わりが見えないし、そもそも何から手を付けたら良いか分からない状況。毎日それが続いて、ギリギリになって大慌てで資料を作る、、みたいな。
でもこの50点の完成度でとにかく一旦完成させる。そして一旦寝かせる。これをやるようになってから、取り掛かる心理的な負担が本当に減ったし仕事が早くなりました。
「最後までやり切った未完成のものがある」という安心感は、次の日の自分を必ず救ってくれます。
「ま、とりあえず完成させとくか」のマインド
以上、色々とつらつらと書きましたが、本当に素晴らしい本でこれからの僕の人生に大きな影響を与えてくれるんではないかなと思います。
皆さんも是非買ってみてください。最高の本でした。
(僕には一銭も入らないので安心して購入してください)
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