訪れた変化(SNS克服体験記④)
お立ち寄りいただきありがとうございます。
HSS型HSPの心理カウンセラー・まつりです。薬剤師を25年、心理カウンセラーを10年やっています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、自己実現(創作)に取り組むプロセスを記録しています。
昨日から末吉宏臣さんの本を読んでいます。
何でもすぐに飽きるので、本は最後まで読まないことが多いんですが、末吉さんの本はサクサクと読めて、もう読了手前です。
とても分かりやすくて親切な文章。
末吉さんの人柄が伝わってくるようです。
腑に落ちることがたくさん書いてありました。
今の私と同じようにSNSで自己表現をすることがとても怖かった時期を経て本を出版するに至った心の軌跡をシェアしてくれているので言葉に力があり、勇気づけられました。
体験をシェアすることで「自分だけじゃない」と感じてくれる人は必ず現れると言う言葉を読んで、毎日書いている日記をnoteにも書こうかなと思うようになっています。
毎朝、紙面3枚にいろんなことを書いているのですが(時間にして30~40分)2年間続けるうちに文章に変化が出てきました。
2年前「どうしてダメなんだろう。」(原因探し)
最近「私はどうしたいんだろう?どうなったらいいいのかな」(問題解決的)
自己肯定感が高まり自然と未来思考になったのです。
書くと言う行為に「セラピー効果」があることを体験できたのは大きな収穫でした。
「もしかしたら自分の書いたことが今は知らない誰かに共鳴するかもしれない。スキやフォローのリアクションはなくても読んでくれている人は必ずいる。」
この言葉に背中を押してもらいました。
これは大きな挑戦でもあります。
あともう一つ
投稿を続ける過程で「世界は冷たい」と言う間違った価値観を手放したいと思っています。
これは長年、私が課題として取り組んできたことです。
なぜそう思うようになったか。
長くなるので割愛しますが、一言で言うと、幼少期に自分を表現して否定された体験が重なり「自己開示=恐怖」と言う思考回路が出来上がってしまったのです。
それが世界は冷たいと言う価値観に繋がっています。
(とっても極端です。言葉が分からない幼いころの決断なのでこんな風に歪んでしまうのです)
その恐怖が(全然関係のない)今ここにパブロフの犬のような条件反射をし、影を落としているのです。
カウンセリングを受け、この思い込みは間違っていることにも気づいているのですが、最後の砦はやはり行動するしかないと思っています。
体験を重ねて過去の思い込みを上書き修正したい。
決意表明をするとなぜかやめたくなる天邪鬼気質なので、「毎日書く」と宣言はせずにゆるっと始めようと思います。