本音を採用②
お立ち寄りいただきありがとうございます。
HSS型HSPの心理カウンセラー・まつりです。薬剤師を25年、心理カウンセラーを10年やっています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、自己実現(創作)に取り組むプロセスを記録しています。
ある一人のカウンセラーさんとの出会いで私の人生は大きく変わりました。
恋愛で行き詰まり、人生が切羽詰まっていた15年前
「どうにかしたい」と思っていた私に友人が紹介してくれたカウンセラーさんです。
その先生が、私の生きづらさの源であった過去の傷を癒してくれて、生きる希望を与えてくれました。
私の人生にとって重要な人です。
その先生が来月還暦をお迎えになります。
そのお祝いの話。
先生のお弟子さんが20人ほど集まりライングループを作りました。
もれなく私も招待されました。
「招待をありがとうございます。よろしくお願いします。」
と、メッセージを送った。
数日後、お祝いは1人5000円くらいの予算になりそうです、とラインが届きました。
私は一瞬
「先生に高価なものを送るのは良いことだけど、5000円を出すなら個人的にお花を送りたいなあ…」
「先生を想いながら自分で選んだものを贈りたい」
本音はそうだったのですね。
だけど「(5000円を出すなら)私は個人で送ります」とは言いませんでした。
そこはやはり社会生活を送る上で必要な協調性を選択したのです。
もしくは日本人の同調圧力でしょうか。
性格はその国の文化に影響を受けますものね。
と言うことで、私の本音はあえて不採用。
(常に本音を採用している訳ではないんです)
数日後、幹事さんからラインが届きました。
「まつりさんは、違う先生のグループなのに私が間違って招待してしまいました。
本当にごめんなさい!!
お手数をかけて申し訳ないのですがグループから抜けてもらえないでしょうか?」
私はかつて先生の弟子でしたが、自分が変わるにつれ、先生と合わなくなり円満にフェードアウトしたあと、違う先生の弟子になりました。
「そういうことなら仕方がない」
同時に
「私が自主的にグループを抜けるよりも、幹事さんに削除してもらった方がいいんだけどな」と思ったんですが、言わないことにしました。
私が自主的にグループを抜けても、幹事さんが私をグループから削除しても不自然なことに変わりはないからです。
「まぁ、不自然に思う人はいるかもしれないけど気になるなら直接聞いてくるだろう」
そう思ってすぐにグループを抜けました。
そしたら何だか楽になったんです。
HSP気質なので些細なことが気になるし、被害者意識を持ちやすかったかつての私。。。
「もしかして私は嫌われているのかな?」
「みんなで私を外そうと裏で話し合ったんだろうか?」
など、数日間はネガティブ妄想をして苦しくなっていたと思います。
カウンセリングを受け、自己肯定感が上がった今は
「人と同じでなくて良い。」と心から思えるようになったことで
自分の本音に耳を傾けるようになりました。
メッセージが来た瞬間‥
「これで先生に個人的にお花を贈れる」と思ったのです。
変われば変わるものですね〜
本音を採用しなかったけど、結果的に本音が採用された現実を引き寄せたのかな?
最近、意識的に本音を採用する選択を続けていますが、神様から「本音を採用していいんだよ」と背中を押された気がした出来事でした。