HSS型HSPの私の恋愛受難④
HSS型HSPの心理カウンセラー まつりです。
薬剤師を25年 心理カウンセラーを10年やっています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、
自己実現に取り組むプロセスを記録しています。
「自分の老い」がきっかけで「誰かと一緒に生きたい」
と思うようになった私ですが、
ある朝、目が覚めて「よし今日から婚活スタート!」と言うわけではなく
その2年くらい前からじわじわと結婚したいと思うようになったのですね。
今、振り返ると人より随分と遅いけど私の結婚適齢期は40代前半。
その頃には運命の人に出会いたいと言う気持ちは薄くなっていました。
人生を一緒に地道に歩いてくれる人
お互いをサポートしあえる人
人として信頼できる人
ルックスや肩書や収入などの条件よりも人間性の方が大事でした。
年を取ったこと、心理学を学んで心が成長したことで自然な価値感の変化が訪れてくれたのです。
「幸せな結婚をしたいから、まずは自分を理解し、合う人が分かってから結婚しよう。」
そう思っていたら自分(HSS型HSP)が思いのほか難解で、理解するのに時間がかかった次第です。
「自己理解を最優先したこと」
これが結婚が遅くなった理由だと思います。
なぜそうしたのか
結婚で失敗したくなかったから。
でもこうなる未来(今の現状)が分かっていたら
あまり深く考えずに先に家族を作り、子供を産んで、
ゆっくりと自己理解を深めればよかったな~なんて。
過去の自分の決断を後悔すること多いんです。
それくらい子供の存在は大きいってことが産めなくなってから気付いたと言うね。
もちろん、子供を産んで育てることは私にとってはハードなことだったと思うけど。
最近、知って驚いたこと。
HSS型HSPは結婚と恋愛を分けて考えた方がいいそうです。
「恋の延長が結婚」と思う方が多いと思います。
かつての私はそうでした。
でも心がときめいてドキドキする恋はたいていがハード設定
刺激=ドキドキ=恋
これはHSSが好む領域
なのでドキドキは恋限定だと割り切って、結婚相手にはHSPの気質に合う人を選んだ方がいい。
具体的に言うと、感情の起伏が少なく、穏やかで、真面目で、相手の立場に立って考えることができて、安定している人
大好き!な相手ではなく「そこそこ好き」
を選んだほうが飽きないから長続きするらしいです….
つまり、大恋愛の相手とは結婚したらうまく行かなくなることが多いらしく…
「えーーーーーーーーー!!!」
これを早くに知ってたら28年も遠回りしなかったのに。
なので、これから結婚相手を探そうと思っているHSS型HSPの人に伝えたいなと思って書いています。
まあしかし、人生はそんなに自分の思う通りには行きません。
思う通りにしたかったですけど(笑)
でも、遠回りしたからこそいろんな経験や素敵な縁に出会えました。
それを経験した意味はこれから自分が見つけていくものなんでしょうね。
私は結果的に44歳の時にHSPの気質に合う主人と出会い、
大恋愛ではなかったけれど「そこそこ好き」から交際がスタートし、
7か月で結婚しました。
ドキドキはなかったのですが、おかげで今も主人に飽きることはなく
7年経っても、好きな気持ちは毎日増しているんですね。
HSS型HSPの知識はなかったけど、合う人を引き寄せていた。
これはカウンセリングを受けて心理を学んで自分を大切にするようになったからだと思います。
つづく