HSS型HSPの恋愛受難⑥
HSS型HSPの心理カウンセラー まつりです。
薬剤師を25年 心理カウンセラーを10年やっています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、
自己実現に取り組むプロセスを記録しています。
16歳から恋愛活動を始めて28年
「いつか必ず出会えるはず!」と、
待ちに待った運命の相手は
理想ではなくときめきでもなく、
直感で選んだ相手でした。
カウンセリングを受け、心理学を学び
「自分にやさしくする」ことが
どういうことなのか?を理解し、
実践するようになっていたので
ぴったりの相手が直感で分かったんだな~。と、今となっては思えますが…
過去は「自分に一番合わない相手」を直感で選んでました…(泣)
自分を大切にするようになると直感も良い方に働くのだと納得しています。
これからパートナーを探すHSS型HSPの方には、どうぞ自分を大切にすることを念頭に置いてもらえたら嬉しいなと思います。
結婚を決めた後、頭の中はお花畑になっていましたが、
同時に「不安」や「葛藤」で忙しくなりました。
「この結婚間違ってないか?」
「ほんとに大丈夫?」
「うまく行くか?…」
「彼が変わってしまったらどうしよう…」
そんな言葉や気持ちたちが、私の心にピタッ!と張り付いてしまったのです。
あまりにも巧妙に張り付いていたので、その存在に気がつかないほど
(私だけかもしれませんが)相反する2つのキャラクター(HSSとHSP)が、
同時に内在するため「これでよかったのか?」と葛藤すること多いんです。
これはHSS型HSPの気質から来るものか?と、思っていますが、皆さんはどうですか?
私みたいに葛藤しやすい人いますか?
どうやって解決したかと言うと
「私は葛藤が好き」と
受け入れるようにしたんです。
「葛藤」が始まったと言うことは
「物事が進み始めたサイン」だと思うようにしたのです。
「進む」=「動かないといけない」と思いそうですが、
頭の中で「事前予測やプランニング(葛藤)」をすることは立派な行動と言えます。
葛藤を受け入れ、認め、許すことで
以前よりは早く抜け出すようになりました。
心理学用語で「全か無か思考」と言うのがあります。
簡単に言うと「白か黒か」と言う考え方です。
どちらかに決めないと!
と、葛藤している時はどちらを選んでも後悔します。
得策は「どちらも選ぶ」または「どちらも選ばず第3の選択を考える」
第3の考えとは、白でも黒でもなく「グレー」を探すと言うことです。
「葛藤している自分」をありのまま受容すると
返っていい案が出たりするし、
人に相談してアイデアをもらうこともよくあります。
煮詰まったら人に聞け(笑)
最近のスローガンです。
そんな葛藤を抱えながらも
「決めてしまった」から努力しよう!
そう自分に言い聞かせて、こっちゃん(主人)との結婚生活が始まりました。
しかし、一か月もしない内に…
「くそつまんね~!!!」と、心の中で叫んでいた私です。
私の中のHSS(新奇追求性)が「むくむくむく~」と、勢いを増してきたのです。
こんな風に書くとほんとに性格悪いですよね。
自分でも分かってるんですけどね、でも本音を書かないとHSS型HSPが持つ複雑さが伝わらないので、これからも書かせてもらいますね(拝)
つづく