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親御さんには絶対に教えない学習塾のホンネ

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学習塾の、タブーに挑め。 塾を正しく使えない子は、全員「カモ」だ。 ブログ『Ms. Grumble』5周年記念連載。
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2021年12月の記事一覧

Teaching:講師が生徒の合格実績を誇るな。その実績は生徒の実績だから。

Teaching:講師が生徒の合格実績を誇るな。その実績は生徒の実績だから。

早速結論から言ってしまうが、

「オレのおかげでアイツは〇〇に受かった」

「アイツ、オレの教え子だから」

と聞いてもいないのに自分から言い出す講師にロクなヤツはいない。

これは学習塾のみならず、あらゆる指導者に共通する。

プロ野球選手を輩出した高校野球部の監督が

「アイツはオレが育てた」と吹聴するのはダサい。

国民的大スターの親が

「アイツはオレが育てた」とドヤ顔するのは痛々しいから

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Teaching:リアル塾はネット動画に既に負けている。だからこそ土俵をずらせ。

Teaching:リアル塾はネット動画に既に負けている。だからこそ土俵をずらせ。

概算だが、日本全国にはおよそ5万校の学習塾がある。

5万というとちょっと実感の湧かない数字かもしれないが

日本全国のコンビニを全部数えると5万軒強になると言われている、

と聞くと「そんなもんか」という感覚になるだろう。

歩けばコンビニがあるように、歩けば学習塾があるのだ。

同じ学区に5校・10校と塾が乱立していることも珍しくないし、

塾のすぐ隣や真向かいに別の塾があったりするのも日常茶

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English:高校入試は、英語で決まる。

English:高校入試は、英語で決まる。

さて、最後のこのチャプターでは

一英語講師として「英語のホンネ」をお伝えしようと思う。

主要5教科のなかでもとりわけ

「英語は別だから」

「英語はしょうがない」

とアレルギー反応が出る日本人が多いからこそ、

普段は面と向かって言えないタブーが満載の科目なのだ。

まずお伝えしたいのが、この高校入試は英語で決まるということだ。

これは私が英語講師だからこう言っているのではない。

入試

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English:中学英語の締切は中1だ。中2ではもう遅い。

English:中学英語の締切は中1だ。中2ではもう遅い。

学習塾に入るタイミングは生徒によってバラバラだ。

中1から始める子もいるし、中2から始める子もいるし、中3から始める子もいる。

きっちり新年度から始める子もいれば、年度の途中で入ってくる子もいる。

だが、もしあなたが親御さんで

「ウチの子の英語の成績がヤバいからどうにかしたい」

と思っているのなら、

このタイミングまでにはどうしても塾に入れて欲しいという「締切」がある。

それが中1だ

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English:英語が苦手なのではない。単に勉強していないのだ。

English:英語が苦手なのではない。単に勉強していないのだ。

仕事柄、これまで数多くの

「英語が苦手で…」という生徒の指導にあたってきた。

「なぜこの子は英語が苦手科目になってしまったのか」

という分析も日々欠かすことはなかった。

様々な子がいたが、彼ら・彼女らには必ず一つの共通した原因があった。

単刀直入に申し上げると、

どいつもこいつもロクに単語・文法の勉強をしていなかった。

単語も文法もロクに勉強していないクセに、

「英語ってちょっと難

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English:英単語が覚えられないのは、勉強方法が根本的に間違っているから。

English:英単語が覚えられないのは、勉強方法が根本的に間違っているから。

これに近いことはどの塾でもやっていると思うが、

私が担当する授業には「単語テスト」があった。

塾ごとに決められている指定の単語帳を予め生徒全員に配っておき、

毎週そこから範囲を指定・出題するというものだ。

単語テストを実施する以上、

「各生徒がどのようにして単語の勉強をしているか」

を塾講師として観察することになる。

(もちろん「塾講師推薦の単語勉強法」も年度始めに話すが、

大体の

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English:リスニングが苦手なのは、発音の勉強をしていないから。

English:リスニングが苦手なのは、発音の勉強をしていないから。

例えばstudentという単語があるとしよう。

リスニングということはつまり、

他人(多くはネイティブ)がstudentと発音しているのを

正しく「student」と認識するということだ。

その為には、「student」の正しい読み方(発音)を知っておく必要がある。

正しい読み方を知らないということは

自分が知っている「student」の発音と

実際に読まれている「student」の

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English:英文読解とは、結局のところ単語と文法である。

English:英文読解とは、結局のところ単語と文法である。

私がこの項目で伝えたいことは、

英文読解においてテクニックでどうにかなるのはマックスで1割だということだ。

残りの最低9割は、単語・文法で決まる。

この事実を受け入れたくない人が多いから、

今日も「長文読解のコツ」だの「魔法のマル秘技術」だのといった

テクニックを求める人が後を立たないのである。

そういう人は

コツとテクニックさえ極めれば単語と文法はそんなになくても大丈夫と思っている

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English:スピーキング対策の要は、イントネーション。

English:スピーキング対策の要は、イントネーション。

全国に先駆けて、東京都は2023年度の高校入試から

英語のスピーキングテスト(名称はESAT-J)を正式導入することは

生徒・親御さん・塾関係者といった当事者であれば既にご存知だろう。

知らない人向けに少し説明しておくと、

要はタブレット端末を使った(=試験が生徒一人で実施できる)

英検の二次試験風のテストが入試に追加されるのだ。

文章を読み上げたり、質問に答えたり、自分の意見をまとめ

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English:ただ先取り学習をするだけでは、後からごぼう抜きされる。

English:ただ先取り学習をするだけでは、後からごぼう抜きされる。

学習塾が手っ取り早く生徒の成績を上げる方法の一つに、先取り学習がある。

学校の授業の進度より少し早く授業を進めることだ。

例えば学校が来月から不定詞に入るのなら、先回りして今月にやっておくという具合だ。

これなら学校の授業は「2周目」になるから、その分定着も深くなって当然だ。

…と言いたいところだが、私が塾で教えていた生徒は全員が全員そうではなかった。

確かに先取り学習をうまく活かして成

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English:英語を勉強するのは、英語を得点源にするため。

English:英語を勉強するのは、英語を得点源にするため。

「どうして英語なんて勉強しないといけないんですか?」

私が英語講師として一番多く受けてきた質問はこれかもしれない。

確かに、こう言いたい生徒の気持ちもよく分かる。

私は海外留学から帰国して数年がたつが

生活上英語なんかなくても日本では一切困らないし、

海外旅行なんて行きたくない人は行かなければいい。

「将来仕事で英語を使うよ」とは言われても、

別に使わなくて済む職業などこの世にいくら

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