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体調を崩した時のKPIマネジメント
「体調を崩した人の一番の仕事は寝ること」
今週コロナに感染して自宅療養をしていた僕は、この言葉を常に自分に語りかけていました。
とにかく寝たいだけって説もありますが、体調が悪い時のパフォーマンスはポンコツですし、定められた療養期間でしっかりと治すことが、自分にとっても周囲にとっても一番の貢献と考えためです。
仮に僕に部下がいて、その部下が体調を崩したら「中途半端にリモートで仕事を進めなくていいから、とにかく休め」と言っていたでしょう。
8割型元気になってきたので、この「体調を崩した人の一番の仕事は寝ること」について深堀りしてみようと思います。
この考え方はKPIマネジメントそのものな気がしており、体調を崩した際にビジネスマンはどういうKGI・KPIを設定すればいいのか、を考えてみます。
KGI、KPIとは?
復習ですが、KGIはKey Goal Indicator(キーゴールインジケーター)の略で、経営・ビジネスの最終目標の達成度合いを測るための定量指標を指します。
要するに最終目標ですね。
一方KPIはKey Performance Indicator(キーパフォーマンスインジケーター)の略で、KGIを達成するための各プロセスが適切に実施されているかどうかを定量的に評価するための指標を指します。
要するに中間目標です。
詳しくは以下の記事を見てみてください。
ちなみに、今回KGIには定性的な指標を設定することにします。
なぜなら体調は数値では表しきれないから。
体調を崩した人のKGI・KPI
というわけで、体調を崩した人のKGI・KPIについて考えてみました。
あくまで僕の頭の中で考えてみたもので、万人に当てはまるものではないのでご注意ください。
ただの連想ゲームです。
KGI
KGIはこれです。
万全な体調になって仕事復帰すること
これを目指すために回復に専念しましたし、仕事に復帰しなくていいならもしかしたら病院にすら行ってなかったかもしれません。
なぜなら早く治す必要性がないから。
KPI
このKGIを達成するためのKPIは、この3つだったかもしれません。
①睡眠時間
所要時間は人によって違うので、数値は特に言及していませんが、睡眠時間は必ず必要な指標でしょう。
なぜなら寝ることでしか回復しませんから。
僕の場合、普段から7時間以上寝ないと持たないのですが、コロナやインフルにかかると1~2日は寝たきりになるので、療養期間内の合計睡眠時間は普段の1.4~1.5倍くらいに設定してもいいかもしれません。
※療養期間を5日間とした場合
通常時)7時間/日×5日=35時間
療養時)7時間/日×5日+7時間/日×2日=49時間
→49/35=1.4倍
②投与された薬を定められたタイミングで飲む率
続いてはこれですね。
病院で投与された薬を、定められたタイミングでしっかりと飲み切ることが、体調を崩した人がすべき仕事の一つです。
これをなくして体調が良くなることはありません。
なので、この②は100%を目指すべきです。
③復帰前日までの食事量、食事回数
これは数値の設定方法がかなり難しいのですが、復帰前日までの食事量、食事回数もKPIになり得ると感じています。
序盤はプリンなどしか食べれないのが、徐々に春雨スープなどが食べられて、終盤には米を含めた三食が食べられるようになるじゃないですか。
復帰前日を100%とした時に、そこまでには線形的な変化が発生している気がするので、「一日目は◯%、三日目は◯%」みたいな感じで段階的にKPIを設定してもいいかもしれません。
まとめ
体調を崩した人のKGI・KPIはまとめるとこういうことです。
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体調が悪くて頭が働かない時こそ、数字に自分を管理してもらう
これを書いていて思ったのですが、体調が悪くて頭が働かない時こそ、数字に自分を管理してもらうのはすごくいいですね。
「体調どんな感じ?」って聞かれた時に「進捗◯%です」って言った方が変に気を遣わなくていいし、自分も自分の状況が客観的にわかって対策が明確になってくる気がします。
また、何かを考えるのがしんどい時期でもあるので、やるべきことをとにかく粛々とやるのが求められるのでしょう。
だからこそ、今回紹介したKPIマネジメントができるようになると、体調不良の時をもっと気楽に過ごせるのではないだろうか、と思います。
もちろん、元気でい続けるのが一番なので、こういうnoteは今回限りにしたいですね。