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私の「本当にやりたいこと」への情熱

はじめに

みなさん、こんにちは!
suimiです。

改めて、私の「本当にやりたいこと」は、

LGBTQ+当事者の子が、
互いを尊重し合える関わり方を共に模索する」

です。

今回は、LGBTQ+の方々の支援の中でも、
①なぜ子どもなのか?
②なぜ親子関係の支援なのか

書いていきたいと思います!🙌

結論

🌈法律では守れないこともあり得るから
🌈小さい子どもの拠り所は親(保護者)だから

(すんごい長くなっちゃった😅)

最後までお読みくださる方は、
結論を知らなかったことにして、お進みください🤫


①なぜLGBTQ+の”子どもたち”の支援なの?

突然ですが、私は社会の授業が苦手でした。
歴史も地理も政治経済も、全般。(倫理の授業は割と好きだったけど。)

興味ゼロで全く頭に入らず。
法律なんて、文章いっぱいでややこしくて、
全く読む気にならないし興味ゼロでした🙃

でも、この動画をきっかけに、

法律は
みんなを守る最終手段であり、"絶対安心"なものではなく、
時と場合によっては、
むしろ手を差し伸べてもらえないと知りました。

言葉を選ばずに言うと、
”これはいじめじゃない”と正当化するために、
悪用されてしまうこともある、と愕然としました。

法律制定による逃げ道

動画で知って、
定義に問題があると思いました。

…はい。
長ーーい🙃
この原文について、超超超ざっくり言うと、

目的:いじめを受けた人の心も体も守るために、
いじめを繰り返さないために、どんどん行動していこう!

基本理念:
いじめは心と体に大きなダメージを与える。
絶対に、社会全体でいじめを失くしていこう!✊オー!

って解釈。
ここまでは良いんだけど、
「定義」に問題大ありだと知った…。

第一章 総則
(定義)
第二条 この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。
2 この法律において「学校」とは、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条に規定する小学校、中学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校(幼稚部を除く。)をいう。
3 この法律において「児童等」とは、学校に在籍する児童又は生徒をいう。
4 この法律において「保護者」とは、親権を行う者(親権を行う者のないときは、未成年後見人)をいう。

別添3 いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)

ざっくりいうと、
いじめ:
人から何かをされて、「嫌だ」「辛い」「苦しい」と感じる行動

学校:小学校・中学校・高校・中高一貫校・特別支援学校
(小学校入学前の子ども以外)

…ん?🙃
幼稚園や保育園に通う子どもは除外。
つまり、
小学校に在籍していない子どもは対象外。

例えば、
A:小学1年生同士
B:幼稚園生同士
で同じトラブルが発生したとして。

危害を加えられた側が
AとB両方とも
「嫌だ」「辛い」「苦しい」と感じたとしても、

Aはいじめ、
Bはいじめではない(”成長過程でのじゃれあい”)
とされる。

この定義を鵜呑みにすると、
年齢で「いじめ」なのか「いじめでない」のか
判断が分かれるということになる。

今回のケースでは、
「園児の成長過程」として片づけられてしまった。

そんなの…おかしくない???😡😡😡😡😡

なんで年齢で分けるの…?

 政府が4月に閣議決定した答弁書によると、文部科学省の幼稚園教育要領や同解説で、幼児期を、将来の善悪の判断につながる「やってよいことや悪いことの基本的な区別ができるようになる時期」と位置付けている。そのため、幼稚園で園児の行動を、いじめや暴力として扱うことは「慎重に考える必要がある」と指摘。よいことや悪いことがあることに気付き、思いやりを持つよう園児に指導することを求めている。

(東京新聞)
幼稚園で殴る蹴るのいじめ…対策を求めた父に園は「退園」を迫った いじめ「低年齢化」の現実とこれから
未就学児はなぜ対象外? いじめ防止対策推進法


「やってよいことや悪いことの基本的な区別ができるようになる時期」
ってさ…。

園児にとってはそうなんだけども。

された側は現に、
辛い思いしているんだもん。
苦痛を訴えているんだもん。
辛すぎて登園できないんだもん。

大人から見たら「悪いこと」って明白じゃん…

しばらくして、
本人がケロッとしてまた一緒に遊べているなら、
”成長過程でのじゃれあい”として様子見でいいかもしれないけれども。
メンタルに来ているんだもん、
”成長過程でのじゃれあい”じゃないでしょ…

ルールを定めて社会を守るはずが、むしろ動きにくくなるって…
動くのが面倒な人の逃げ道に悪用されているとしか思えない🙃

法律は社会を守るルールだから、
事例によっては救われた人もいるのかもしれないけれど、
場合によっては『責められた時の言い訳集』になっていると感じる。

早く気付けたからこそ

せっかく早い段階で、
自分の性別の違和感に気づいて家族に伝えられたのだから、

いろいろな物や人などとの様々な出会いを通して
興味が、ワクワクが広がる、
あらゆる可能性に溢れている、

そんな貴重な時期を
自分が一番心地よい性別でいられるように、
存分に楽しめるように。

そんな思いがあり、
LGBTQ+の方々の中でも特に、幼少期の子どもたちの支援に力を入れたい!
と思った。

違和感は小さい頃からある!

①カミングアウトをするかしないか
②するとしたらいつなのか
③誰に伝えるか
④なぜ伝えたいのか

どれも人それぞれだけれど、
YouTubeでほとんどの人がカミングアウトを振り返って
「小学校入学よりも小さい時から違和感はあった」そう。

ファッション、制服、遊び、プールなど、あらゆる場面で違和感はあったが、
「みんなと違う」「自分は変」「隠し通さなきゃ」と抑え込んでしまった。

とほとんどの人が言う。

この、
幼稚園生くらいの
違和感が出たその時点で家族に伝えられるようになることが、
今後抱え込まないための第一歩だと思う。

②なぜ"親"の支援も必要なの?

親の知識と心の準備

いきなり、
生まれた時の性別と心の性別が異なる(かもしれない)、
生まれた時の性別と同じ性別の人が好き(かもしれない)
と知ったら、
「え、嘘でしょ?!」「あり得ない」
「今何が起きた?!」
など、驚きと動揺が先行してすぐには受け入れられないと思う。

だから、
①もし子どもが遊びや服装などで
”女の子らしい”・”男の子らしい”とされることを嫌がったら、
どう対応する?
②もし子どもが違和感を訴えたら、なんて声をかける?どこに相談する?

などを想定して心の準備をしておくと、
もしそのような場面になっても
少しは助けになってくれるかもしれない。

親の反応

子どもから違和感を訴えられた時、
親が
「何言っているの!気持ち悪い!」
「女の子/男の子なのに、ヘンでしょ!」
と真っ向否定したら、

子どもは
「自分はおかしいんだ」
「話してはいけないんだ」
と感じて、
自分の存在そのものを否定してしまう。

子どもから違和感を訴えられた時に否定せず、
「そうなんだ」
「今、何が困っている?」
「どうしたら(子どもの名前)は嬉しい?」
など、
目の前の子どもの話を聞けたら、向き合えたら、
子どもはかなり安心できると思う。

親の気持ちの整理

ただ、いきなり自分の子どもが
【心と体の性別が一致していない】
【恋愛対象が異性ではなく同性】
などの事実(または可能性がある)を知って、
すんなり受け入れろ!と言っても、
なかなか難しいと思う。

「一時の気の迷いだ」
「何かの間違いであってくれ」
「いつか治る」
などの言葉を自身に言い聞かせてしまい、
受け入れがたい気持ちも分かる。

生きてほしいのはどっちの人生?

でも。
いったん親自身の気持ちを置いて、
子どもの立場になった時に、

その子が

【A:”一般”に合わせて自分を抑え込む人生】
具体的には、
生まれた時の体の性別で、我慢して生きる。
ご縁があれば、
心の性別は無視して
(生まれた時の体の性別から見た)異性パートナーと暮らす。

【B:自分の心に従う人生】
具体的には、
心の性別に従って、ラクになれる性別で生きる。
ご縁があれば、
心の性別と恋愛対象の性別に従って、魅力を感じるパートナーと暮らす。

どちらが幸せなのか?
子どもにどちらの人生を歩んでほしいのか?

ほとんどの方はBを選ぶと思う。

「受け入れたくない」と感じるのは、
親自身の素直な気持ちだが、

子ども自身も、
「なんか周囲と違う」という漠然とした不安を
勇気を出して親に伝えたことを、
お母さん、お父さんなら「分かってくれるかも」と信じて伝えてくれたことを、忘れないでほしいと思う。

親子両方の支援は必須!!

今回の動画のケースでは、
ご家族が拒絶しないで
「そうなんだ」って受け入れて、一緒に戦い続けてくれて本当に良かったと思う。

ある程度成長してスマホデビューできたら、
自分の違和感について情報を得られるかもしれない。

同じ悩みをもつ仲間やコミュニティなど家庭以外の居場所
が見つかったり、
カウンセリングを受けたり。

自分で行動できる範囲が広がるかもしれない。

でも、未就学児が自力で行動するのは難しいから、
親が知ろう、向き合おうとしないと、

子どもは自分を否定して、
抑え込んだまま生き続けることになってしまう。

「この子はどんなことでモヤモヤするのだろう?」
「どうしたらこの子が過ごしやすくなるんだろう?」
「そのために私は何ができるのだろう?」

親自身の「受け入れたくない」気持ちも、
子どもへの支援と理解も。

この2つをそれぞれ持ち併せて、
親が、自身と子どもそれぞれの視点に立って考えられるように、
より親子が生きやすくなるように、
支援したい✨

おわりに

最後までお読みくださり、
本当に本当にありがとうございました!!🥺

つい熱くなり…
だいぶ長くなってしまいました😂😂😂

実現すべく、やりたいことが山積み!!❤‍🔥
これからも奔走します!!💪✨
(行き詰って凹んだらこれを読み返す!!😤)


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