ディズニープリンセスに教わる!信頼関係の作り方
みなさん、こんにちは!
sumiです。
ディズニープリンセス作品を
「女性らしさ」「男性らしさ」の視点からで見てみます👀
この記事を読んで、
身の回りのジェンダーについて考えるきっかけになったら嬉しいです🙌
それでは!スタート👈
はじめに
分析キャラ
ディズニー公式サイトのプリンセスを見ていきます!!
第13回目は…「ラーヤと龍の王国」🐉
🐉初!歌わないプリンセス(劇中歌なし)
🐉初!男女の差が少ない
🐉キーワードは「相手を信じる」
ジェンダーとは?
「男らしい」か「女らしい」かで分ける考え方。
例えば、
女の子の色はピンクや赤、男の子の色は青や黒。
女性はスカート、男性はズボン。
など、
その人個人ではなく、男か女かで決められていること。
意識せずに過ごしがちだけれど、
私たちの身の回りは「女性らしさ」「男性らしさ」があふれている…!
分析の視点
今までの作品は、
歌詞やセリフをメインに、下記の視点で見てきました👀
今回の作品には、言葉での直接的な描写は無いけれど、キャラクターのルックスや属性で示唆しているように感じる…!
①描写
プリンセスの容姿や特徴についての表現
②夢(願いごと)
③結婚観
④幸せとは?
⑤個人的突っ込み(番外編)
あらすじ(ざっくり)
昔、ドルーン(触れたら石になる力を持つ魔物)の影響で人々も竜も石化してしまった。
シスー(最後に生き残った竜)は、竜の石(シスー兄弟の魔力を封印した石)を使って、人間の石化を解く。
しかし、ドルーンとの戦い後、
竜の石化は戻らず、シスーの姿は見えなくなる。
もともとはクマンドラという一つの国だったが、
人間たちが争い、5つの国に分断してしまう。
竜の石は、ラーヤが住む"ハート"という国で守られてきたが、ベンジャ(ラーヤの父でハートの長)が
5つの国の食材を使い、スープを作る。
5つの国の民を呼び、食事会を企画。
((調和性高すぎ😳))
そこで、ナマーリ(ファングの国の娘)の裏切りがきっかけで
5つの国で争いが起き、竜の石が割れてしまう。
5つの国それぞれがかけらを持ち去る。
竜の石が割れたため、またドルーン(触れたら石になる力を持つ魔物)が復活。
ほとんどの人が石化し、また世界が荒れてしまった。ラーヤを庇い、ベンジャ(ラーヤ父)も石化してしまう。
ラーヤは、5つの国から竜の石を回収して一つにすることで、石化した人々を救おうと奮闘する。
ラーヤ
"ハート"という国の娘。
分断した5つの国を統一しようと奮闘する。
ハリネズミとダンゴムシのハイブリッド…みたいなキャラクター、
トゥクトゥクが相棒。
((タイの…あのトゥクトゥクと関係ある…?🛺))
①描写
とことん疑い深い
幼い頃に、ナマーリ(ファングの国の娘)に裏切られて以降、
人を信じられなくなる。
ストレングスファインダー、「慎重さ」「信念」高いと思う👀
②夢(願いごと)
クマンドラの復活(分断された国を1つにすること)、
石化した父親を元に戻すこと
信じやすさ
ラーヤ
食事にも、毒が盛られていないか?
その後、所持品が盗まれるのでは?
…
とにかく相手を疑う。
シスーには、正体がバレたら争いのもと。
「誰とも会わないで」「誰とも話さないで」と指示。
しかし、
最終的には「人を信じて方向性を1つにしなければ
世界は救えない!」と気付き、ナマーリを信じた。
ベンジャ
ラーヤの父親。無条件に相手を信じるタイプ。話せば分かり合える!
シスー
ラーヤと世界を救う竜。
ベンジャ同様、無条件に相手を信じる。
話し合うために、まずは贈り物が大切!
信頼関係の作り方
ラーヤは
【人を信じない】のではなく【人を信じられない】
その原因は、ナマーリ(ファングの国の娘)からの裏切りにある…
①幼少期の裏切り
ベンジャ(ラーヤの父でハートの王)が、5つの国の民に対し、仲よく1つになろうよ!と食事会を企画。
ラーヤは、ナマーリを親友として信じ、
竜の石(シスー兄弟の魔力を封印した石)を見せに
連れて行く。
しかし、ナマーリはヴィラーナ(ナマーリの母親で、ファングの首長)のスパイとして、石のありかを知らせる。
やがて、5つの国で竜の石の奪い合いに発展してしまう。
結果、父親が石化する&世界が荒れ果てるっていう、大きな被害にあったんだもん、簡単には信じられなくなるよそりゃ…。😐️
②シスーへの裏切り
ラーヤが4つの国それぞれで、竜の石を集め終わる。
残るはナマーリの住むファング。
竜の石のかけらを渡してもらうために、
シスー(最後に生き残った竜)とラーヤは
ナマーリに歩み寄るが、
ナマーリはヴィラーナ(ナマーリの母親で、ファングの首長)から、ラーヤが集めた竜の石を回収し、シスーを味方につけるように指示されている。
その圧に耐えられず、
シスーに矢を放ってしまう。
…
またも裏切り😐️
③竜の石を託す
②により、シスーが亡くなる。
それに伴い、竜の石も魔力も弱まってしまう。
そして、ドルーン(触れたら石になる力を持つ魔物)の
弱点である水が干上がり、
ドルーンが復活!
人々はまた石化し、ラーヤたちもドルーンに囲まれてしまい…
もう後がない!
そんな時、ラーヤがナマーリに竜の石のかけらを渡す。
それを見た仲間たちは「裏切者は信じられない」と反対するが、
【世界の復活を願い、まずは自分が信じる。】として、ナマーリに託して石化する。
仲間たちの最初の一歩として、
ラーヤがナマーリを信じた姿を見て、
仲間たちもナマーリに竜の石のかけらを渡す。
彼らもナマーリに託して、石化する。
ラーヤとシスーの教え
信頼関係は
「相手に何かをしてほしかったら、
まずは
自分が相手を信じること。そして歩み寄ること」
で生まれる。
個人的な感想
私なら、こんなに裏切られたら託せない…!
1回でも裏切られたら…
家族でも友人でも、もう信頼できないな…
そもそも、頼ろうと思えない。
でも、頼るしか道がないとしたら…?
散々裏切られてきた相手を頼るしか、道がないとしたら…
私ならどうするんだろう。
…
頭パンクして動けなくなりそう…
私が作品にいたら、絶対石化してる…😅
全体的な描写
ジェンダーギャップ(※1)が少ないな、と感じたので、まとめ!👀
※1:男女の違いから来る格差。
世界と比較するときは、ジェンダーギャップ指数(※2)を使う。
※2:政治・経済・教育・保健の視点から、数値化して判断する。
1に近いほど、格差が少ない。
日本は特に政治と経済が、のびしろだらけ👀
平等な扱い
作中には、5つの一族が出てくる。それぞれで、男尊女卑(男性優位で女性を見下す扱い)がなく、対等に描かれている。
訓練に本気
ラーヤと父親が、
竜の石を守るために、襲われた時を想定して戦いの訓練をする。
「女の子だから」「子どもだから」という差別はなく、一個人として対等に娘を扱っている。
親子のアクションシーンがキレッキレ!
体幹バッキバキ…かっこいい😳
剣で戦う
ナマーリとラーヤが、剣で戦う。
女性vs女性(ハート国 vs ファング国)
プリンセス作品、と聞くと恋愛系?と思いがちだけど、アクションっぽくも感じる!🤩
髪型
ファングの国のヴィラーナ
(ナマーリの母親で、ファングの首長)
と娘のナマーリは、前下がりでショート。
7:3分けで、3の部分を剃っている髪型。
7と3の境目は…編み込み?されている!
女性で髪を剃っているのは、新鮮に感じる。
パット見、すごく驚く。
私には、どうしても男性的なイメージが強いから。
でも、、すんごいかっこいい…😳😳😳
5つの国
ベンジャ(ラーヤの父親でハートの首長)
は、5つの国の食材を使い、スープを作る。
5つの国の民を呼び、食事会を企画。
招かれて、先頭に立つ人を首長だとした時…
テイル:女性
砂漠の国で、民族衣装は黄色やオレンジ。
タロン:男性
水の国で、民族衣装はピンクやムラサキ。
→私には女性らしいイメージが強い。
ピンクのヘアゴム?で、
長いヒゲをたまねぎヘアみたいにしている🧅
スパイン:男性
雪と氷の国で、民族衣装はアースカラー。
(くすんでいて落ち着いたトーンの緑や赤)
ファング:ヴィラーナ(ナマーリの母)→女性
戦闘民族の国で、民族衣装は白やクリーム色。
ハート:ベンジャ(ラーヤの父)→男性
民族衣装は、孔雀みたいな…青みの緑と、藍色みたいな深い青。
最後に
最後までお読み頂き、ありがとうございました🙌
これまで「男らしい」「女らしい」とされてきたことを、異性キャラクターが行っていたり、描写されていたりして、すごく新鮮だったけど、
違和感なく楽しめる作品でした👀
この記事を読んで、
身の回りのジェンダーについて「こんなのもあるよね~!」と、
楽しみながら考えるきっかけにして頂けたら嬉しいです✨
ディズニープリンセスは、
現在はラーヤまでですが、
また作品が増えたら更新していこうかな?と思います✊✨
これまでの記事もお読みいただけたら嬉しいです🙌