ディズニープリンセスの恋愛事情~『アラジン』~
みなさん、こんにちは!
sumiです。
引き続きディズニープリンセス作品を
「女性らしさ」「男性らしさ」の視点からで見てみます👀
この記事を読んで、
身の回りのジェンダーについて考えるきっかけになったら嬉しいです🙌
それでは!スタート👈
はじめに
分析キャラ(予定)
今後、ディズニー公式サイトのプリンセスを見ていきます!!
第6回目は…「アラジン」🧞
過去作品との違いは下記がポイント!
🧞初!プリンセスの外見だけでなく内面も褒める
🧞初!王子ではない男性との結婚
🧞キーワードは「自由」
ジェンダーとは?
「男らしい」か「女らしい」かで分ける考え方。
例えば、
女の子の色はピンクや赤、男の子の色は青や黒。
女性はスカート、男性はズボン。
など、
その人個人ではなく、男か女かで決められていること。
意識せずに過ごしがちだけれど、
私たちの身の回りは「女性らしさ」「男性らしさ」があふれている…!
分析の視点
下記の視点で見ていきます!
(表現があるもののみ触れていきます👀)
①描写
プリンセスの容姿や特徴についての表現
②夢(願いごと)
③結婚観
④幸せとは?
⑤個人的突っ込み(番外編)
ジャスミン
①描写
外見も内面も
アラジンの一つ目の願いは「ジャスミンに釣り合う王子になる」こと。
ジーニーにジャスミンを説明するシーン。
「頭が良くて楽しくて美人、目がキラキラしていて黒髪で…あの素晴らしい笑顔!」
↓
内面:
頭がいい・(一緒にいて)楽しい
イキイキししている(目がキラキラしている)
外見:
美人・黒髪・笑顔がステキ
過去作品でプリンセスの描写は、
王子など男性キャラの発言は「美人・美声」など
セリフは外見のみの描写だった。
アラジンは内面についても褒めている!😊
自立したい!
ジャスミンは「どうしても宮殿の外で自分の暮らしがしたい!」とラジャー(仲良しののトラ🐯)を置いてまで家出する。
でも物の支払いについては
「一緒に王宮へ行ってください!父に頼んでみます」と父親頼りなので、自立しきれてはいない
②夢(願いごと)
触れられていないのでスルー👀
③結婚観
「無理な結婚は嫌なの!結婚するなら愛がなくちゃ!」
「法律で、16歳の誕生日までに結婚しなければいけない・早く身を固めてもらって、安心したい」
というサルタン(ジャスミン父)の意見と、真っ向から対立。
『リトル・マーメイド』のアリエルと同様に
【親に反抗して自分の意志を貫く→最終的に叶える】という流れ。
アラジン
町でジャスミンを見かけてひとめぼれ。
①描写
貧困と泥棒
『ひと足お先に』という曲で、
住民が「アラジンがいつのまにか泥棒になるなんて
出てお行きよ 人でなし」と言い
対してアラジンが
「生きるため盗むのさ 仲よくしよう
「どんな手段でも 生きるためなら」
と、盗みを仕方ないこととして肯定している。
なんらかの事情で泥棒にならざるを得なかった、と分かる🙁
過去作品との比較
これまでのディズニープリンセス作品では、
男性パートナーは全員、王子様!
【裕福な暮らし】が当たり前として描かれていた。
でも、今回は作品初!
一市民であるアラジンがパートナーになれた。
サルタン(ジャスミンパパ)の歓迎
アラジンが庶民だと知り、法律では結婚できない。
ジャーファー(宮殿を乗っ取ろうとした悪役)を倒した一部始終を見て、
王子にふさわしい男だ!とした。
法律がいけないんだ!と法律を改正して、
娘が決めた人と結婚して良い とした👏
距離の詰め方
自己開示と共通点
アラジンとジャスミンが互いに境遇を話すシーン。
お互いに囚われの身(=不自由)であるという共通点がある。
ジャスミン:
宮殿に住むお姫様ゆえに、召使に何でも指示される生活
【結婚相手は王子】という法律にも縛られている
→裕福な生活だが、選択は不自由
アラジン:
生きるために食べ物を盗み、追いかけられる生活
自分で何でも選べる生活。捕まるかもしれないから安全面は不自由
→困窮した生活だが選択は自由。
共に戦う
国の支配をたくらむジャーファーを倒そうと、
アラジン・ジャスミン・ジーニーをはじめとした仲間で戦う
歩み寄り
『白雪姫』~『美女と野獣』までの過去作品では、
はじめは【王子 ♡→ 姫】または【姫 ♡→ 王子】で、
どちらか一方がぐいぐいで、最終的には両思いだったが、
今回の『アラジン』は、片方がぐいぐいではなく
【王子 ♡⇄♡ 姫】で、
互いに少しずつ距離感が近づく感じがする👀
つっこみ番外編
サルタン(ジャスミンパパ)がかわいい
動物の積み木?をめっちゃ高く積んでルンルンだったり、
アリ王子(アラジン)と出会ったときは、
魔法の絨毯に乗って大はしゃぎだったり。
まるっこい見た目も相まって、子どもっぽくて
すごいかわいい😂
((執務はいつしてるんだ…?))
最後に
最後までお読み頂き、ありがとうございました🙌
『アラジン』は、アグラバーという砂漠の国が舞台。
ディズニープリンセス作品では初の中東系のプリンセス!
ジーニーのおかげで、
プリンセス作品のなかでもかなりギャグ要素強めで、甘々な感じが苦手でも楽しめそうな作品!
この記事を読んで、
身の回りのジェンダーについて「こんなのもあるよね~!」と、
楽しみながら考えるきっかけにして頂けたら嬉しいです🙌
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