言語ビッグバン
昨年の夏休みにオンラインのワークショップ「言語ビッグバン入門講座」に参加した時の自己紹介。
2021年 08月 4日(Wednesday) 08:53 -
・南方熊楠の研究者です。数日前の南方熊楠研究会に参加してくださった田原さんとコネクションができたことから言語ビッグバンを知りました。
・私は欧州のインターナショナルスクール出身です。高校と大学は70-80年代の日本で教育を受け、日本の英語教育の現状に著しい問題を感じてきました。2000年頃から、大学で異文化コミュニケーションの授業を担当しています。
・趣味は短歌を詠むことです。文語定型短歌と口語自由律短歌の両刀遣いです。
すると、「ゆーばん」さんという方から返信をいただいた。ゆーばんさんはフランス在住で日本語教育に携わっている。
今日はお会いできて良かったです!
異文化コミュニケーションを教えていらっしゃるんですね。
そして短歌がご趣味! いろいろお話伺いたいです。
Deeplは短歌をどう訳すのか興味あります。よろしくお願いします。
私はゆーばんさんへ返信した。
こちらこそよろしくお願いします。
詩歌って、リズムや音韻がいのちじゃないですか。
単純に訳してしまうと、そのいのちが失われてしまいます。
言語を置き換えて意味を理解することができても。
将来、詩歌を翻訳できるAIは出現するかしら?
都立高で国語の先生をしているKさんからも返信があった。
はじめまして、東京都で国語科の教員をしておりますKと申します。
文語定型短歌と口語自由律短歌の両刀遣いというフレーズに心をつかまれました!
私も、詩歌や固有の言語における作者特有の文体を活かせるAI翻訳が生まれるのか、ということに興味があります。
ぜひあれこれお話しできたら:)
私からKさんへ返信。
Kさん、はじめまして。コメントをありがとうございます。
高校生の時に朝日歌壇に投稿したうたがまぐれで掲載され、歌人である伯母の手ほどきを受けて始めました。
一時期仕事が多忙を極めて離れていたのでまったくの素人レベルです。
短歌もそうですが、さまざまな国の詩歌は「声」を出して詠む言葉ですよね。
書かれた文字でコミュニケーションをする時代になりましたが、言葉はほんらい、声を出し合い、耳を傾け合いながらやりとりするものでした。
どの国の詩歌も言葉のそのような側面を色濃く残しているので、私もKさんと同じ興味があります。これからもどうぞよろしく:)
関西でこどもの英語教室をしているTさんからは、
インターナショナルスクールのご出身で、また、短歌を詠まれるのですね。この言語のコラボレーションがすてきです。
これからどうぞよろしくお願いします。
私からTさんへの返信。
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
日本語や日本文化への興味は、たぶんに外国人的な視点からくるものではないかと自己分析しています。
帰国子女の中には妙にジャパネスクしてしまうタイプがいます。
私が着物(和服)好きなのも、和室に掛け軸をかけたりするのもそれです。(若い頃は歌麿の浮世絵を飾っていましたが、それは卒業しました。)
こうして始まった言語ビッグバン講座だった。