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心配してくれる人がいるというのはそれだけで嬉しいものだ。(2024.9.23〜9.29)

9.23(月)
昼頃に起きた。インスタントラーメンを作って食べたら、不味かった。インスタントラーメンのせいではない。パートナーが作れば美味しいのだ。私はインスタントラーメンすら作れない女。
先週の日記をまとめてアップする。その後カフェに行き読書。かぼちゃのプリンケーキを食べた。美味しかった。
パートナーが迎えに来てくれて、スシローで夕食。買い物をして帰る。外が涼しいを通り越して寒い。先週までの猛暑が嘘のようだ。


9/24(火)
出勤日。何もなく平和。自分ができる仕事がまだ少ないのがもどかしい。早く覚えたいな。
退勤後はナナズグリーンティーへ。飲みたかった紫いもラテを飲む。

紫いもの甘みが濃厚

19時頃帰宅。茄子を乱切りにするお仕事。夕食は麻婆茄子。美味しくできた。
夜には背中と腰、というか右の坐骨神経が痛くてしょうがない。老人のような動きになる。職場は平和なのだが、トイレ連れてって、寝かせて、起こして、寝かせて、トイレ連れてって、という訴えを頻回にする利用者が2人いて、対応していると身体に負担がかかるのだ。これは平和なのか?と書いていて思ったけど、今のところ流血も暴力も乱闘もセクハラもないので、前の職場よりは平和に感じる。
疲れていたのでコロリと眠る。


9/25(水)
10時半起床。給料日だ!と思って、ウェブ上で給与を確認する。約2年半ぶりのお給料。とても嬉しい。
テーブルの上にパートナーが作ったハムサンドが置いてあったので頂く。
定期通院へ。採血を受ける。新しい職場に慣れてきた報告をすると、「心配してました」とDrがホッとしていた。診察の場でそういう振る舞いをあえてしてくれているのかもしれないが、心配してくれる人がいるというのはそれだけで嬉しいものだ。先生ありがとう。
急にラーメン食べたい!という気持ちになり、周辺のラーメン屋を検索し、食べに行く。

味玉煮干しラーメン

薬局で処方薬を受け取り、いつものカフェへ。読書をする。
パートナーが残業になり、夕食はファミレスへ。今日外食ばかりしているな。
21時から読書会すみれのミヒャエル・エンデ『モモ』読書会に参加する。大好きな作品だが、読んだのは4年くらい前だったので、忘れていた箇所や新しい発見もあって、面白かった。


9/26(木)
11時頃起床。出掛けようかと思って着替えたのに、結局出掛ける気にならず、1日家にいた。
気になっていた映画『対峙』をアマプラで見る。アメリカの高校で銃乱射事件が起き、自害した被疑者を含む高校生十数人が死亡。それから数年後、加害者の親と被害者の親が集い、対話を行うという内容。

映画『対峙』

ひたすらに重い。3分の2を見たところで疲れてしまい、一時停止した。加害者の親がひとりの個人として意見を主張できるところがアメリカという感じがする。日本ではそうはいかなそうだ。加害者の親は善良だ。こういう場に夫婦そろって参加するという時点で、事件に真摯に向き合っている誠実な人たちだろう。彼らは「なぜうちの子があんなことをしたのか」と答えの出ない苦しみを抱え続けている。被害者の親もまた「なぜうちの子は無惨に殺されなければならなかったのか」と苦しみ続けている。悲しみと悲しみが延々と交錯する。
これを見ていて思ったのは、我が子が犯罪を犯さないだけで、十分に親孝行だということ。犯罪者の親の立場の無さ。針の筵。他人を、子どもをコントロールすることなんて出来ないのに、親は責められる。子育てに正解なんてあるのか。
疲れて夕方眠ってしまった。
夕食後、買い物がてらドライブに連れて行ってもらう。明日は仕事なので早めに就寝。

追記)
『対峙』は後日最後まで見て、震えた。果てのないかのように見える苦しみに、ひとつの希望が示されたのだ。それは「正しい」とか「優しい」とかいう感情では成し得ない、「そうでなくては生きられない」という、切実な衝動から生まれたものだ。「生きる」ための物語だった。素晴らしかった。こういう「希望」があるのだと周知されれば、社会はもっと生きやすい場所になる、と思う。


9/27(金)
夜中に目が覚めた。時間を見ると焦ってしまうので見ないようにする。だけどそのまま眠れなくなった。今日も仕事なのに。次第に外が白んでくる。焦りと悲しさで咽び泣く。また仕事を休まなくてはならないだろうか。
結局、眠れなかった。休もうか迷った末、出勤した。気分が悪くなったら帰って来れば良い。休むほうが気持ちがつらい。
仕事はつつがなく、しんどくなることもなく、無事に終えることが出来た。自分で思っている以上に体は回復してきているのだ、と嬉しくなった。
今日は寄り道せず真っ直ぐ帰る。1時間ほど眠った。19時頃パートナーが帰宅し、一緒に焼き肉に行く。私の初任給が入ったらご馳走すると決めていた。

日頃の感謝を込め

寝不足なので私はソフトドリンク。お肉も野菜もデザートもすべてあまりに美味しかった。美味しい肉は脳を溶かす。
明日も予定があるので早めに寝る。


9/28(土)
パートナーも私も体がカチカチで、揃って午前中整体に行く。
その後は上野へ。東京都美術館『田中一村展』を見る。

『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』

7〜8歳の時に描かれた日本画がすでに上手すぎて「天才や…!」ってなる。けれど画家としては生前に評価されることがなく不遇だったそう。奄美の地での作品は日本画でありながら色彩の鮮やかさが際立ち、不思議な世界観だ。とにかくきれい。ミュージアムショップであれこれ買ってしまった。
帰りに上野公園を歩いていたら、通りすがりのおじさんに「ちょっとトイレ行きたいんだけど、ねこ見ててくれない?」と自転車の荷台に乗せられたねこを託される。大喜びでねこを数分間愛でる。とても大人しいねこさんだった。可愛かった。
行き帰りの電車でずっと『義父母の介護』(著:村井理子)を読んでいた。とても面白くて、夜までに読了した。

『義父母の介護』

著者は自身のことを「意地悪だろうか」「鬼嫁」などと表現しているが、介護士目線で見てても菩薩だ。人間なのだから腹が立って当たり前だし、むしろその自然な感情が大切にされてほしい。介護者は奴隷じゃないのだから。介護に関わる覚悟を決めたことを「作家としての好奇心のスイッチが入ってしまった」と書いていて、実際に本にしているのでそれが原動力でやってこられたのだろうが、実際嫁というだけでここまでのものを求められるのはキツいよね。作中にもあるように、うまくプロに頼ることと、何より夫婦のコミュニケーションが取れていて、きちんと協力できることが一番大事…。丸投げとかありえんから。親ある人すべてに関係のあることだと思うから…多くの人に読んでほしい本だ。


9/29(日)
車でショッピングモールへ買い物へ。涼しかったので、先月買った秋物のニットワンピをおろした。ただの買い物にと思ったが、着る日を選んでいたらあっという間に秋が終わってしまいそうだ。
私は必要品の買い物、パートナーは秋服を買った。お買い物楽しい。
フードコートで夕食を摂って帰宅。
明日も仕事なので早めに寝る。



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