キャリアのもっと早い段階で校正サービスを受けておくべきだった
「校正が大事とはわかっているけど、なかなか難しい」
これ全ライター共通の悩みだと思うのですが、いかがでしょうか?
悩みレベルとしては「もう少しどうにかしないとな」レベルのうっすらしたものから「本当になんとかしないとヤバイ」という差し迫ったものまで色々とは思いますが、本当に全ライターに共通していると思います。
ただ自分でやる校正(推敲)って自分で書いた文章だから、ついつい見落としてしまったり客観的に見ることができなかったりで、何度見直してもミスってあるものだと思います。
そんな穴を防ぐための方法として「当日じゃなくて翌日に見直そうね」「文賢を使おうね」と言っていたのですが、とはいえ「プロの校正ってどんな感じなんだろう」とは思っていたんですよ。ただ誰にお願いするべきなのかもわからず、そもそも価格としていくらするんだろうな、とあまり深く考えずにいたのです。
そんな時、たまたま目にした校正サービスを利用してみました。そこで体感したメリットや感想なんかをご共有します。
結論として、校正サービスとしてはnoteなんかで出す「ここぞ」という時のエッセイや、電子書籍を出す、みたいなシチュエーションでの利用がおすすめです。
日頃から納品するようなSEO記事すべてに校正サービスを入れる、というのはなかなか予算としても難しいところがあると思いますが、品質を担保したい「ここぞ」のシチュエーションでは心強い味方です。
ただWebライターのような「文章で稼ぐ仕事」をしている場合、一度は校正サービスを受けておくべきだと感じました。しかもなるべくキャリアの早いうちで。
今回私が受けたノーンさんの校正サービス↓
\校正校閲者による「Zoomでリアルタイム校正」/ | 編集/校正/リライトの相談・依頼・外注ならタイムチケット (timeticket.jp)
校正サービスのメリット
ここからは校正サービスを利用することで得られる3つのメリットを紹介します。
客観的な視点でチェックしてもらえる
時間と手間が省ける
プロがどこを見ているのかがわかる
客観的な視点でチェックしてもらえる
自分で書いた文章は、どうしても主観的になりがち。でも、校正サービスを利用することで、第三者の客観的な視点でチェックしてもらえるんです。
その結果、自分では気づかなかった誤字脱字や文章の不自然さ、文脈の飛びを指摘してもらえるんですね。記事の質を上げる上で、とても重要な要素だと思います。
時間と手間が省ける
自分で校正(推敲)するのは、とても時間と手間がかかる作業です。特に、長い記事だと、何度も読み返さなければいけないので、とても大変。
しかし校正サービスを利用することで、その時間と手間を大幅に削減することができるんです。校正サービスに任せることで、自分はより良い記事を書くことに集中できるんですね。
私は今後校正が必要になったら今回お世話になったノーンさんにお願いしようかな、と思っています。
というのも、ノーンさんは「校正校閲で脳汁が出る、変態校正者」を自称するヤバい人なんです(褒め)。
ADHDのすめしには「校正校閲で脳汁」なんてまったくわからない境地ですが、だからこそ信頼できるというか「この人に任せよう」と思える凄みがありました(褒め)。
プロがどこに注目しているのかがわかる
これが「Webライターはキャリアの早いうちに受けておくべき」と思った最も大きな理由なのですが、私が受けた「リアルタイム校正」は、ノーンさんが目の前で記事をチェックしてくれるサービスです。
Zoomなんかで画面共有をしながらチェックしてくれるので、プロがどのようなポイントをどこを重点的に見ながら校正を進めていくのかが、リアルタイムでわかるんですよ。
これ結構すごくって、自分で案件に取り組む時にも「見直しの時にどこをどうチェックする」みたいな指標になるのですね。もちろん同じ音楽を聴いてもプロと素人では感じ方が異なるように、ポイントがわかったからといってプロと同じ校正は不可能でしょう。それでもプロの着眼点を堂々と盗めるのは大きなメリットといえます。
でも高くない?
ただ「校正サービスを利用するのは敷居が高そう……」と思う人もいるかもしれません。たしかに、校正サービスを利用するのには、ある程度のコストがかかるのは事実です。
でもそのコストを上回るメリットがあると私は思っています。校正サービスを利用することで記事のクオリティがグッとアップし、その結果読者やクライアントからの信頼を得られます。そうと思うとここぞ、というときは積極的に受けるべきかなと思います。
またノーンさんのリアルタイム校正なら「1,500円/30分」(2024/06/11現在、段階的に上がる可能性あり)です。
いや、普通に安くない……?
もちろん1,500円自体は貴重ですが、プロの着眼点を盗めて、記事も見てもらえて1,500円/30分なので、破格だと思います。60分しっかりみてもらっても3,000円。3,000円で今後あなたが書くすべての記事の品質が底上げされるんだよ……?
特に文章を書く事を生業にするなら、マジでキャリアのなるべく早い段階で受けておくべきだと思います。
ノーンさんの「リアルタイム校正」が申し込めるタイムチケットのページはこちらです。
※以下ノーンさんより「サービス紹介と注意事項」
※下記タイムチケットの校正サービスは、校正校閲では珍しい「時間単位で購入する」サービスです。そのため「目の前で制限時間内にできる限り校正する」ものであり「一原稿を最後まで校正完了する」ことを保証してはおりません。校正大好き・人と話すの大好きなノーンが、その好きなことをかけ合わせてお役に立てないかと考案した「勉強になる、校正エンターテインメント」といったところです。 原稿をお預かりして最後まで行う一般的な校正方法(ノーンはこちらも受注しています)とは、読む回数も料金体系も異なります。
やっぱ恥ずかしい……
また「自分の文章を他人に見られるのは恥ずかしい……」と思う人もいるかもしれませんね。実際私もちょっと恥ずかしかったです。目の前で原稿を真っ赤っかにされるので、プライド高い人だと少しツラいかもですね……笑
ただプロの校正者は、文章の良し悪しを判断するプロなんです。さまざまな良文悪文を今まで読み倒してきているので、私たちの原稿なんて、ほとんどの場合彼らの経験からすると一番酷い出来でもなければ傑作でもないはず。恥ずかしがる必要は全然ないと思います。
むしろ、プロの校正者に見てもらうことで、自分の文章の良いところも悪いところも客観的に知ることができるんです。ライターとしてのスキルアップにつながると思って頑張りましょう。
一応、私の校正後のドキュメントを残しておきますので、これくらいは来るものと思って心の準備をしておきましょう(※セッションの制限時間内でついたコメントのみです、サービスの種類や原稿によってはもう少し増減はあるかも。あと公開の許可はいただいています)。
私は↓で掲載した記事を見ていただきました。
ちなみにノーンさん自身はマジでいい人で、常に程よくフランク。赤を入れる時も全然嫌な感じもなく、本当にスルスルと内容が頭に入ってきます。
普通にお話もタメになるので、受ける前は恥ずかしいかもしれませんが、勉強と思って一度受けてみましょう。
キャリアの早い段階で一度受けておくべき校正サービス
今回はノーンさんの校正サービスを受け「キャリアの早い時期にプロの校正を受けておいたが方がいいな」と思ったので紹介の記事を書くことにしました。
この記事の起点がリアルタイム校正を受けたことだったのでノーンさんのサービスでの話が中心になりましたが、別にどんなサービスでもいいと思います。
ただキャリアのなるべく早い段階で校正サービスを受けておくことがライターとしてのスキルアップにもつながると思ったので校正サービス、ぜひ利用してみてくださいね!
私が受けたノーンさんの校正サービス↓
\校正校閲者による「Zoomでリアルタイム校正」/ | 編集/校正/リライトの相談・依頼・外注ならタイムチケット (timeticket.jp)