副業興味ありって親友が何も始めないからプレゼンしてみた話
先日、旧い友人と集まった。
コロナの影響もあり、予定していた人数ではなかったが4名の友人と会った。
彼らは「親友」と呼べるくらいの間柄であると自分では思ってる。
やはりコロナの話から始まり、それによる経済への影響など、おじさんたちの好きそうな話になり、副業の話に移った。
自分は色々な事業企画を進めている身。こんな面白いことしてるよって話してみる。
サラリーマンの彼らからすると思いもよらないことばかりのようで、概ね驚かれて「お〜、やってるねえ」って多分好評価だったように思う。
コロナでテレワーク・リモートワークも注目を浴びている。そういった働き方の観点からも興味をくすぐっているようだった。
しかしこの親友たちはそもそも面白い思考を持った者ばかり。その点、誇らしい友だ。未婚時代なら必ずやYouTuber集団になっていたはず。いや、今でも誘いたい。東海オンエア尾張支部になりたい。
時間がない、ビジネスマンの禁句を言う男
そんな彼らなので、本業以外の活動にも興味のある者は多かった。その中で独身時代は1番弾けていた男が言った言葉で、彼は集中砲火を受けた。
「時間がない」
その彼を「T」と言う。
Tは昼夜土日を問わず仕事をし、徹夜明けで遊びに行く。独身時代はそんな男だった。
そんな男が結婚し、男児2人授かった。その結果「時間がない」と言ってしまうまでになった。興味はなくはないが「子供が小さいうちは無理だ」と。
例えば具体的な話になってしまうが、3年後に副業を始めるつもりで、今はできることをしている。なんて段階を踏んだりするのならば分かる。しかしTは、興味はあるが「3年後にならねば始められない」=「今は何もしない」なのだ。
若かりし頃、馬鹿を共にした仲間として、ウザがられようがその思考停止状態を知らせたい。その時の自分はそう思った。
彼なら分かるはずだ、と信じて自分のイチオシを伝えてみる
まず、時間が掛かることを教えたい。
Tは一級建築士だ。何年も勉強をして一級建築士の資格を取得している。得たいものに対しては時間をかけることを知っている人だ。それが情報収集すら滞っている。重症だ、そう思った。
例えば、自分は個人で何かをするときには発信力を持っていると、とても役立つと知っている。集客したいと思い、高額をかけて広告を利用するときに「自分がインフルエンサーだったら」と思う。
これをいざ何か始めるときに思っても、「これからやるのか」「もっと早い段階に気づいておきたかった」と思うはずだ。
もし将来的に何かやろうと思っているなら、準備段階にやっておけばいい。絶対そうだ。
そこでtwitterを勧めた。
自分は twitterのフォロワーがありがたいことに2,500人いる。しかし、これではまだまだ発信力は乏しい。だが、この人数ですらなかなかの月日を要して獲得している。自分がここまできた経験を話した。有料級とまではいかないが、絶対に経験者の話は役立つもののはずだ。
Instagramもやっている。いくつかのアカウントを運営し、キュレーションアカウントでもフォロワーを増やしている最中だ。これもかなり良い情報だったはず。
そしてYouTube。これはまだ全然登録者数は少ない。でも今までに7つくらいはチャンネル開設をし、コーポレートチャンネルも運営してきた経験はやはり良い情報だったはず。
通ってる美容院の美容師に聞くところ、新人美容師の就職時にInstagramのフォロワーの数が関係してくるという情報も聞いていたので話した。美容師のタマゴは、美容学校でハサミの技術と共にSNSを育ててるんだぞって話は効果的だと思ってた。自分は。
ここまでの情報を全部足したら、さすがに有料級だったのではないだろうか。自分が企画してきたアイディアもみんな話してやった。
分かるやつだと思ったので一生懸命話した
しかしTには刺さらなかった。
「すぐに収益化するわけではない」
それがネックだったらしい。すぐにならないのなら、動画編集能力を生かしてそこで収入得ればいじゃんとか言い出す始末。
あほか! すぐに始めんやつが、すぐに収益化しないことがなんでネックになんねん! 始めるまでの準備で提案してんやろが!
もう喧嘩寸前ですが、とりあえず続ける。提案を切り替えた。
すぐに収益欲しいなら、自己アフィリエイトってのがあると提案した。アフィリエイトは知っていそうだったので、自己アフィリエイトのやり方を説明した。とりあえずこのやり方なら、1ヶ月で数万程度なら頑張ればやれる。
Tは言う。「時間があったらやる」と。
もう、バーカーでーすーかー!!!!!!!
間違っていたのは自分だったことに気づく
絶対こんなやつではなかった。倒れるまで仕事して入院、それでも遊びに行って、ハマったことには全力で、ショートスリーパーの特性をふんだんに生かした活発な生活をしていたのに。
はっ! そこで気づいた。
Tは今、家庭にハマっているんだと。
なるほど、合点がいった。自分でビジネスするとか、副業するとか、収入が増えるってことより家庭というものが楽しいんだな。
Tの本質的なことは変わったわけではない。旧知の仲でなければ見抜けないかもしれないが、そうなのだ。ダメなやつになってしまったわけではない。
一旦、喧嘩になりかけたが、それに気づいて収まった。
まあ、今ハマってるものがあるなら仕方ない。いつか彼がビジネスやりたくなったときにために、自分が先に色々実績作っておくかと心に決めました。
話したことで自分を振り返ることもできた。これは良いきっかけになったかもしれない。
さあ、自分は自分のビジネスを頑張ろう。
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