すこやかクラブ
2020年、劇団すこやかクラブが企画していた「青い鳥プロジェクト」の一環として上演予定だった「こうふく」の出演者4人による交換日記。いつの日かの、上演までのあいだの、それぞれの日常の記録です。
すこやかクラブ が 2018年3月に上演した『逃げる男』内で、登場人物たちの心の拠りどころとして流れた架空のラジオ番組。 2年の時を経て、ついに、オリジナル番組になりました♡ 第1・第3金曜日。あなたのお耳に、そっと寄り添うひとときをお届けします。
東京の小さな劇団「すこやかクラブ」が、2020年2月以降、考えて悩んで「あーだこーだ」してきた様子と、結局やらないことにした企画たちの記録です。 そしてじんわりにじみ出てくる、これからのことも。
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 由佳 0:00 お世話になっているにいさんたちからメッセージが届く。律儀だ。にいさんたち、めちゃくちゃ律儀。やさしい。ありがとう。正確には一方は今日になる前。この曲聴くと何かいいらしい。はじめてちゃんと聴いた。クリープハイプ。 4:25 この曲で起きようと決めていた曲があ
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ あずさ 『風の谷のナウシカ』原作漫画を読んだ。 なんという事だ。 あのアニメで描かれていたことはほんの序の口だった。映画には出てこないあんな役やこんな役... いくらでもスピンオフ映画が作れちゃうくらい奥深くて素晴らしいキャラやエピソードが次から次へと出てくるんです
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 石原夏実(すこやかクラブ) 朝。要らない紙類の処理、メール返信、出納簿、ホームページ修正、ワークショップ用の手紙考える。仕事は午前中、2時間でまとめてギュッとやる。 あとは引き続き、長女の手袋を編み進める。 人生で初めて、別糸で模様をつける。思いの外うまくいってる。
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 石原夏実(すこやかクラブ) 忙しかったのです。 2020年10月から12月。ダンサーたちはみんな、それぞれに本番を抱えており、私は相変わらず子育てにあくせくしつつ、ワークショップを主催したり、出張したり。とにかくみんな、忙しかったのです。 ということで、何を言い訳した
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ みなす 今日はお休み。 10時までにはさすがに起きようとかけた9時のアラームに起こされる。 カーテンから透けて見える光で今日は良い天気みたいと察する。 部屋が寒すぎるので布団から出る前にとりあえず暖房のスイッチに手をのばす。 部屋が暖まるのを待っていたけど尿意に勝てず9時
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 石原夏実(すこやかクラブ) 大晦日。晴れ。昨晩から朝方にかけて、とても強い風が吹いたからか、空気がキリッと澄んでいる。 道向かいの蕎麦屋へ、年越しそばの販売は何時からかと聞きに行った夫が苦笑しながら帰ってきた。今年は予想以上に予約が多く、当日販売はしないとのこと。例年行
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 石原夏実(すこやかクラブ) 多摩川河川敷で開催された、水辺のダンスショーケース「Chap-chap」へ。 二女はまだ生後2ヶ月弱。ここまで遠くに出かけるのは初めてのことで、どうかなあと心配しつつも、すこやかクラブ今年唯一の新作上演を見逃すわけにはいかない。屋外なのも安心材
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ あずさ 自転車を走らせていた。 くねくねとわからない道ばかりのところなのだけど、やっと発見した目的地への近道が、たまたま懐かしい公園の前を通る道だった。 そうか、こことこの道が、ここへとそうつながっているのね。 ある時フッと繋がる。 なんでもそうかもしれない。
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 由佳 出すと言った写真が出せていない。プチプチに包んだまま、今リュックの中。今日のお昼休み、送るための用紙を記入した。どんな気持ちで撮ってたか。最後に撮ったのは夏の終わりごろ。いつ頃から撮っていたっけ。屋上から階下から、ちいさいひとたちの声がする。 今日は9月最終日。来月
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ 由佳 にじいろ。「好きな色は虹色。」FUKAIPRODUCE羽衣『スモール アニマル キッス キッス』の配信版をみた。これは、ユスさんの台詞。子どもみたいでたまらなくいいな、と思った。子どもに好きな色を訊かれることがある。きみは何色が好きなの?と訊くと(だいたいそれよりま
「こうふく日記」とは 2020年4月に上演を予定していたダンスパフォーマンス作品の出演者4人による、いつか4人で踊る日までの交換日記。週ごとの担当者が1日分の日記を書いてゆきます。 ・・・・・・・・ みなす 週1で子供にバレエを教えている。 毎週木曜日はその日。 1クラス50分。 まあなかなか50分もみんな集中力続かないけど、それでもみんながなんだかんだ楽しそうにレッスンを受けてくれるのは嬉しい。 今日は2週間あった夏休みあけのレッスン。 2週間ぶりに会えば久しぶり
「ゆっこのミッどナイトホッパー」とは? すこやかクラブ が 2018年3月に上演した『逃げる男』内で、登場人物たちの心の拠りどころとして流れた架空のラジオ番組。 2年の時を経て、ついに、オリジナル番組になりました♡ 第1・第3金曜日。あなたのお耳に、そっと寄り添うひとときをお届けします。 声の出演:石原夏実 脚本・イラスト字:うえもとしほ 音楽:柳本小百合 製作:すこやかクラブ チャンネル登録してみてネ⭐︎ https://www.youtube.com/user/sukoyakakurabu/