緑黄色社会が歌う一発撮りの「Mela!」を聴くと、心に小さな火が灯り一歩踏み出す勇気が出てくる
こんばんは。透です。
「物語」における自分の役割を考えたことはありますか?
主人公やヒロイン、悪役、脇役、大道具、照明、ナレーターなど、様々な役割があると思います。
世界規模で見ると、自分の役割は小さいものだと思うかもしれませんが、自分の見える範囲だといかがでしょうか?
「俺TUEEE」のなろう系も面白いですが、心が強くはない主人公が、色んな経験を乗り越えて一歩踏み出すところが、「物語」の一番の見どころだと思っています。
今回の記事は、自分が「物語の主人公だとしたら」という気持ちで書いていきたいと思います。
「緑黄色社会」
2012年、高校の軽音楽部で結成されたバンド「緑黄色社会」。
2017年に「スギヤマ薬局」のCMソングから始まり、「半妖の夜叉姫」のエンディングテーマや「僕のヒーローアカデミア」のエンディングテーマなど、沢山の曲でタイアップをしています。
THE FIRST TAKEでは、「僕のヒーローアカデミア」のエンディングテーマでもある「Shout Baby」、そしてドラマ「G線上のあなたと私」の主題歌「sabotage」を一発撮りで披露しました。
今回は、初のバンド全員での出演となるTHE FIRST TAKEで披露した「Mela!」です
「Mela!」を聴く前に
みなさんにとって「童話」の「狼」は、どのような存在でしょうか?
「狼=悪役」のイメージが強いと思いますが、全てがそうなのでしょうか?
「心優しい狼」がいても良いのではないでしょうか?
今回の歌は「こんな僕も、君のヒーローになりたい」という、芯の強い想いのこもった歌です。
是非、THE FIRST TAKEの動画を見たあと、歌詞を読んで、公式MVを見てほしいです。そしてTHE FIRST TAKEの動画も公式MVも2回以上見ることで、より世界が広がり心に沁みると思います。
それでは、1回目の「Mela!」をイヤホンをつけてお聴きください。
THE FIRST TAKE「Mela!」
この問いかけから始まります。
この「今なんじゃない?」というのは自問自答だと思っています。
誰かに問いかけるのではなく、誰かから問いかけられるのでもなく、自分が自分に「動くなら今なんじゃないか」と問いかけているのではないでしょうか。
正義がないわけではない。ただ眠っているだけなのだから、今こそメラメラと燃えたぎらせるんだという力強さを感じます。
「こんな僕も」という歌詞から、自分はヒーローになれないという想いと、それでも「君のヒーロー」に、他の誰でもない「君の」ヒーローになりたいという想いが伝わってきます。
実は、THE FIRST TAKEを見て、歌詞を読んで、公式MVを見てを何回も繰り返してから、この記事を書いています。
ここまでくると、歌詞を見ただけで涙が出てきます。
救けられたのは「僕」が先だった。カッコいい「君」には「僕」じゃ頼りないのかと思ってしまう。
全てを信じてとは言わないから、ほんのちょっとでいいから、その背追い込んだ荷物を預けてみて、頼ってみてくれないか。
THE STORY OF THAT WOLF 〜これは、あの狼の物語〜
みなさん、THE FIRST TAKEの「Mela!」はいかがでしたか?
次に、是非見てほしいのがこちら!
「Mela!」の公式MVです。
「赤ずきん」や「三匹の子豚」、「七匹の小山羊」などに出てくる「狼」が主人公です。
「僕」が「狼」
「君」が「マッチ売りの少女」
こちらのMVは、「全員がハッピーエンド」になった絵を見せてくれます♪
それでは心に染みるMVをどうぞ。
おわりに
THE FIRST TAKEの「Mela!」を歌い終わった時、ボーカルの長屋さんがこう言っています。
震えながらの全力パフォーマンス。だからこそ、この曲に想いが乗って、聴いているわたしたちにも勇気が伝わってきたのだと思います。
そして最高の曲だけでなく、ボーカルの長屋さん、ギターの小林さん、キーボードのpeppeさん、ベースの穴見さん、それぞれのパフォーマンスを見ていると、お互いがお互いの演奏(歌)が好きというのが伝わってきますね。
(長屋さんしか見ていなかった方は、是非他の3人も見返してみてください♪)
学生時代から積んできた経験や信頼、想いをのせた「Mela!」。本当に最高です。
本日の記事はここまで。
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