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7/6日記 いとま越え

来たよ、山陰。元職場。
どうしても食べたかったご飯屋さんのために再び降り立ちました。

・陽射し! 海! 風! 目的地は、以前住んでいた果ての港。岩肌の見える山々が懐かしい。キラッキラに反射する海面も、泡立った波も、視野に収まり切らない瀬戸大橋も陽も、全てが「生きてる!」を叩きつけてきた。うんうん、ちゃんと生きてます。退職してから初めて見た橋は、今も変わらず大きなままで頼もしかった。

・念願のご飯屋さんへも。いくつか小鉢が記憶より進化していた。美味しさは変わらず。この味がトラウマ的な場所へも突き動かしてくれたので感謝。写真載せたら知り合いがわかったりするのかしら!? いいね、美味しいから見せたい。今度はもう少し職場へ近づきたい、良い場所なのでいつかまた。

・そういえば、おじいちゃんが新札を譲ってくれた。クラブのママさんがくれたらしい。おじいちゃんは万札を、私は柴三郎を手に入れた。おじいちゃんとクラブのママ……。私はまだ、おじいちゃんの全てを知らない。

・滞在は明日まで。のんびり夜の海風に吹かれて、穏やかに、ここが好きでもあったと思い出す。

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