“ 日本の就活 ”に隠れる、学生の「個性」が消える仕組みを解剖。
みなさん、こんにちは。
スケマネの髙師です。
今日も外の スーッ としたおいしい空気を吸って
「 ふぅ〜〜 」っと、1日をスタートさせました^^
「日常」が全部戻ってくるまでには確かに少し時間がかかりそうですが、
こんなちょっとした場面も日常の一つであることには変わりないですよね!
さて、今自宅でこの記事を見ていただいている皆さんは、
大学生の方が多いのではないかな、と思います。
そして今も様々な問題が起きていますが
4年間の大学生活と長い長いご縁関係にあるものと言えば
「 就職活動 」だと思います。
昔の経験を思い出しながら「自分の個性」にウンと悩んだり、
「あのときから〇〇しておけば良かったなぁ〜」と何かを後悔したり、
「周りは、なにをしてるんだろう??」、と無性に気になったり。
親御さんや今まで関わった先生方に応援されて大学に行ったからには、
特に就職活動は「 全力で頑張りたい!!!」って思いますよね。
そこで、これは皆さんに初めてお伝えすることなのですが、僕は実は
そんな大切な “ イベント ” だからこそ、
もっともっと「 楽しく・ワクワク 」皆さんに就活に励んでいただきたいなって思っていたりします。
そして既に、
「 “ジェットコースターぐらいエキサイティング”な就活 」は実現できないのか?
と、現在進行形で様々な策を仕掛けています。
※ Stock Snap引用
なぜ僕はそんなことを考えているのか?
その理由を今回お伝えします。
具体的な策は、次回のnoteで投稿するので楽しみにしていてください!
「 日本の就活 」が囚われているもの
まず、僕がこのように思った理由の前提として、
今の日本の就活システムは
「 学歴 」という枠組みに囚われているという現状があります・・・
これはいわゆる「 学歴フィルター 」というもの。
一人でいる時間に “ 自分の未来 ” をじーっと想像するなかで
「よし、まずは就活からだ!」となる。
しかし、将来に向けてまたひとつ前を向いた皆さんの前に
“ わけもなく ”立ちはだかる学歴フィルターという壁・・・
実際に、こんなリサーチを見つけました。
1,000名の学生に、就職活動をしていていわゆる「学歴フィルター」を感じたことがあるか聞いたところ、「ある」と回答した人の割合は40.2%になったという調査です。
※ Google検索引用
「内定」という一つのゴールの前に漠然と立ちはだかる
どうしようもない「要塞」のような・・・
日本の就活には、昔からこんな現状があるのです。
ではなぜこのような状況になってしまったのか・・・
日本の就活が「学歴」に囚われてしまうのは一体なぜだ!
実は、この理由は “ 日本企業の構造 ”にあります。
一つ目に、「 学歴が高い人を採用すればその学生を採用した人事が評価される 」というシステムがあるから。
もうこれはゴリゴリに凝り固まっている伝統のようなものになってしまっています・・・
そして、二つ目。
「 ある一定のことで結果が出た人は他のことでも結果が出る 」という指標を用いて採用を行なっているからということです。
二つ目についてちょっと詳しくお話しすると、
現状の就活システムでは、“ その人自身 ”をみる前に“ 学歴 ”をみて判断する採用活動が行われています。
でも、僕はこの「学歴」を採用基準の主軸としている日本の就活システムに
声を大にして異議を唱えたいんです。
この採用基準に唱える僕の異議はひとつ。
『 待った!!!「学歴」=「優秀な学生である」っていうのは全然違うぞ?! 』
ということです。
※僕が思う「優秀な学生の定義」は今後のnoteにアップ予定です。
というのも「学歴」が物語っていることは、
やると決めたことに対する「 達成志向性 」でしかない。
『この大学に受かる』ということに対しての執着心や、それに対して努力する姿勢がある。
それでしかないんです。
そして、「人を、達成志向性だけで判断することができるのか?」と言ったらそうではないですよね。
大げさに言うと、「〇〇大学ということは、この人の達成志向レベルは10!!一旦合格!!」みたいな。
でも、そんなことでしか自分のことを見てもらえないなんて
さすがに僕も嫌です・・f(^_^;)
しかし、これらの企業の構造は昔から受け継がれてきてしまったものなので
そう簡単に変わることはありません。
「学歴」が重視された就活に終わりがこない理由は、実はこんなところにあったんです。
そんな就活の現状が引き起こす重大な問題
この「学歴フィルター」という凝り固まった文化が起こすあまりにも重大な弊害が一つあります。
それは、「 一人ひとりの個性が消えてしまう 」ということ。
「いや、それはちょっと大袈裟じゃ!!」
と思われるかもしれないのですが、僕はいたって真剣なのです・・・
どのくらい真剣かと言えば、このくらい真剣。
※ Unsplash引用
生きるか死ぬかの瀬戸際ぐらい真剣。
理不尽なこの学歴フィルター文化は、
決して大学生の皆さんのせいはないので、ちゃんと知っていて欲しいなと思っています。
既存の就活システムが引き起こす、この「 一人ひとりの個性が消えてしまう 」という問題。
例えば、こんな状況。
初めて参加したイベントや新しく入ったコミュニティーで自己紹介をするとき。
『(さあ、もうすぐ自分の番だ...言う準備はできたぞ)』
一つ前の人「 はじめまして、〇〇大学の××です。 」
『( うっ・・・・自分より全然頭いい大学だ・・・・
なんか一気に話しづらい・・・ )』
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※ Stock Snap引用
本来はもっと自分をさらけだせるはずなのに、「学歴」というステータスのせいで
場面によっては消極的になってしまったり、自分に自信を持てなくなったりしてしまう学生が少なくないのではないか、と僕は感じています。
さらにこれは日常だけでなく
「学び」を行う場にも繋がってくるのではないかとも思っていて。
積極的にアウトプットしたくても、周りを気にしてアウトプットできなくなってしまう。
それぞれが尊重されるべき「 個性 」があるのにも関わらず、学歴フィルターという文化でそれが消されてしまっている・・・!
そんな文化を生み出している日本の就活システムには
僕は大きな課題があると思っています。
そしてもうひとつ例をあげさせてもらうと
今の時期、かなり見ているであろう YouTube 。
※ Unsplash引用
実際にYouTubeの日本代表がこんなことを発表していたことがあります。
「 YouTube は、学歴が高いだけでは作れない。
一般的に優等生にとってYouTubeは、いわゆる勉強の正反対の立ち位置で
“ あまりよくないもの “ だと捉えられていることでしょう。
こうなると成功できるのはいわゆる優等生でもなく、YouTube を見ている人でもない。 」
この言葉を聞いたとき、有名企業で大事とされることは
必ずしも学歴があることではない痛感しますね。
「 どんなに“学歴”が大事だと言われても、絶対に自分の個性を貫いて、自分の行きたい道へ進む!!」
そう強く志す皆さんをサポートするべく、この日本の就活の現状に対して
僕は本格的に動き出します。
次回、そのことについて詳しくお話しします!!
楽しみにして待っていただけたら僕も嬉しいです。
ではまた次回、お会いしましょう。皆さんに幸あれ✨